【仙台市若林区】レトロな雰囲気の焼肉&ラーメン店。ほっこりと温かくなれる半チャンラーメンに出会うの巻
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
主要国道幹線沿い、昔から営業されていたと思われる年季の入った店舗の外観。嗚呼、きっと雨の日も風の日もひっそりと美味しい食事を提供し続けてくれていたお店なんだろうなぁ…。散歩をしていたり、ドライブをしていたりすると、そんなお店を見かけることはありませんでしょうか。
今回ご紹介するのは、個人的に前々から気になっていたお店の訪問リポートです。ひょっとすると、私と同じように気になっていた方が沢山いらっしゃるお店かもしれません。
そのお店とはこちらの「一福亭」さんです!
歴史を感じさせてくれる店構えに「定食・焼肉ホルモン・らーめんセット」の看板。ここだけ一瞬昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気です。
地下鉄東西線六丁の目駅のほど近く。産業道路と国道4号線仙台バイパスを繋いでいる交通量の多い主要幹線沿いにあるお店。あ、そういえば見かけたことがある! という方も多いのではないでしょうか。
店内もどこか懐かしさを感じさせてくれる雰囲気。テーブル席にカウンター席、小上がり席があり、焼肉を焼くことができる席には吸煙パイプがついていました。
置かれた漫画のチョイスもいいですねぇ。「沈黙の艦隊」に「こち亀」、「サラリーマン金太郎」。「スプリガン」なんて全巻持ってたよなぁ…。
恒例のメニュー表チェックは壁に貼られたお品書きで!
麺類に飯類、そして肉・ホルモン系の定食まで充実している町中華店を思わせるラインナップ。前々から気になっていたお店ですし、焼肉も食べられるお店ですから、肉・ホルモン系の定食も美味しいんだろうなぁと思いながらも…
最後まで「らーめんと焼肉丼」で悩むも、結局半チャンラーメンを注文してしまう「半チャンラーメンおじさん」なワタクシ。ということで、ラーメンからいただきます!
スープはあっさりしつつも、奥に動物系のコクを感じるほっこりと染み渡る系の味。焼肉もあるお店だから…というフィルターがかかっているからでしょうか。どこか普通のラーメン店のスープとは違うように感じます。
はい、そして麺も安定の細縮れ麺。優しいスープを身にまとい口に飛び込んできてくれます。うん。「こういうのでいいんだよ」系のシンプルさ。旨い。
さらに、このラーメン単品の場合は550円! この値上がり値上がりのご時世にありがたいコスパです。
そしてチャーハンもパクリ。
パラパラとシットリ、8:2ぐらいのシットリさ加減。脂の旨味を感じます。中華料理店系のチャーハンというよりは、食堂系のシンプルチャーハン。ラーメンの優しさを損なわない、ちょうどよい塩梅の塩味です。
ラーメン、チャーハン交互にズルズルパクパクと食べていると、昔どこかでこんなシンプルな半チャンラーメンを、誰かとニコニコ笑いながら食べたことがあるような…。そんな気分になり、何だか胸の奥が温かくなってくるようです。
ということで、お腹もほっこり温かくなりつつ、次は焼肉・ホルモン系を味わうぞと決意してのごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。レトロな雰囲気の中、優しい味に出会えた「一福亭」さんのご紹介リポート。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●一福亭●
〒984-0012 宮城県仙台市若林区六丁の目中町15−25