意外に知られていないWI-FiパスワードをQRコードで表示する方法
KNNポール神田です。
カフェでもレストランでもWi-Fiがある店舗が増えました。もうWi-Fiがあれば、通信キャリアのギガを気にすることもなくなる。
しかし、『SSID(Service Set IDentifier )』という飛んでいるWiFiの信号(アクセスポイント)はわかっても、そのパスワードを打つのが一苦労…。堂々と書いているお店もあれば、こっそりとパスワードを教えてくれるお店までと対応はさまざま。
むしろ、店内にいる人にしかパスワードを教えたくないのならば、至近距離でしか認識できないQRコードにしてみたらどうだろうか?
Facebookで投げかけると文殊の知恵で iOS11からはQRコードでWi-Fiのアクセスナンバーが読み取れるとのことを教えてもらった!
■意外に知られていないパスワードのQRコード化
iPhoneであればこのQRコードが読み取れるはずだ。カメラをかざすだけで良い。
この機能はiOS11から実は実装されていたのだ。
これでWi-Fiにすんなり接続できれば、人生の無駄な時間をすごすことがない。
また、さらにiPhoneならば、iPhone同士を近づけるだけでWi-Fiパスワードを共有することもできる。こんな便利なことをAppleはCMでもっとアピールすればよいのに…。
その前にお店でWi-Fiを提供する側がQRコードに対応してくれないといけない。
Wi-Fiとパスワードの横にQRコードを表示してくれているカフェ・レストランがクールと思ってもらえないと。むしろ、お客さんにパスワードを聞かれて説明する手間を省くという人材コスト意識が必要だ。これらは、QRコードで一発解決なのだ。
■Wi-FiパスワードをQR化する方法
QRコードはいとも簡単に作れてしまう!
https://zxing.appspot.com/generator
にアクセスする。
「Contents」のところのプルダウンメニューから、「Wifi network」を選ぶ。
SSID にWi-Fiネットワーク名
Pass に パスワードを打ち込む
これをプリントアウトして、表示するだけだ。
他にもイベントの日時や場所の案内などもQR化できるので試してみてほしい。
「Contents」のところのプルダウンメニューから「Calendar event」を選ぶだけだ。
QRコードは実はいろんなことに応用ができる!
ポスターやチラシにかなり応用できることだろう。
Android OS の人には、OSレベルではなく、QRカメラのアプリに機能依存しているので、読み取れなければ、こちらのアプリであれば読み取れる。
Android 『QRコードスキャナー』
QRコードを発明してくれた日本のデンソーウエーブさんに感謝だ!
「QRコードの特許は保有しているものの、規格化されたQRコードについては権利行使はしない」という開発思想だからだ。
そう、公式サイトでは、『QR WiFi』に時間制限を加えたモードもつくることができる。とっても長居するお客さんはこれで撃退できる(笑)