本州初の夏日から真冬の寒さへ…三連休は南岸低気圧で雪予報!いつどこで降る?気象予報士解説
20日は群馬県内で25度に達し本州としては今年初の夏日、そのほか太平洋側の広い範囲で2月の最高気温を更新し、記録的な暖かさ・暑さとなりました。
今日21日は一転、気温が急降下して真冬の寒さに。
さらにこの寒さは三連休の間も続き、関東では雪の予報も出ています。
連休中に2度も…
気象庁が専門家向けに出している気圧配置の予測資料によると、23日(金・祝)から始まる三連休は、初日(23日)と最終日(25日)を中心に、西~東日本の広い範囲で雨雲・雪雲がかかりそうです。
いずれも西日本ではおおむね雨となりそうですが、東日本では内陸山沿いで雪になるところがあり、都心でも一時的に雪が混じった雨か、雪になりそうです。
23日(金・祝)は東京の予報文に「雪」
三連休初日の23日(金・祝)は、本州付近に停滞する前線上を低気圧が進む見通し。
東京の予報は「くもり時々雨または雪」となっていて、今のところ雨の方が確率は高いけど、雪になる可能性もある、という意味合いの予報文になっています。
ただ、低気圧は弱まりながら、かつ、陸地から離れながら東進してくるため、雨だとしても雪だとしても降る量は少なくなりそうです。
25日(日)は降水の範囲広く
連休最終日25日(日)には、別の低気圧が発達しながら進んでくる予想。
こちらに関しては今のところ西日本だけでなく東日本も雨予報ですが、低気圧が発達する上に、陸地に近いところを通る分、東海や関東では降る量が多くなりそうです。
そのため雨だったとしても足元や車の運転に注意が必要ですが、もし気温や湿度などの条件が揃って雪になった場合、雪の量が多くなるおそれがあり、最新の情報に注意する必要があります。
連休明けも冬の寒さ続く
連休中、東京は最高気温が10度前後の日が続き、全国的にも気温は平年を下回りそうです。
さらに連休明けも冬の寒さが続く見通しで、一度異例の暖かさ・暑さを経験してしまった体には特にこたえそうです。
いつも以上に体調に気をつけて過ごしてください。