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2025年の冬アニメ 二つの“本命” アニメ初心者にもオススメの4作品 #専門家のまとめ

河村鳴紘サブカル専門ライター
(c)知念実希人・いとうのいぢ/ストレートエッジ・天久鷹央の推理カルテ製作委員会

 まだ正月休みをゆるりと楽しむ人もいるでしょうが、既に2025年の冬アニメはスタートしています。アニメは作品数が多く、把握するだけでも一苦労。そこで何かの前提知識がなくてもすぐ見られそうで、多くの人が楽しめる可能性が高い……という観点から、4つの作品をお勧めしてみます。

ココがポイント

薬屋のひとりごと Season 2(10日~ 日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」枠など)

SAKAMOTO DAYS(11日~ テレビ東京など)

天久鷹央の推理カルテ(1日~ TOKYO MXなど)

メダリスト(4日~ テレビ朝日系「NUMAnimation」枠など)

エキスパートの補足・見解

 多くのアニメファンも注目する“本命”は二つあります。

 一つは「薬屋のひとりごと」。毒と薬に執着する娘が、宮中で発生する難事件を解き明かす内容。23年の放送時は大変な人気でした。「続編もの」ですが、前作を見て追いかける価値もあります。

 もう一つは「SAKAMOTO DAYS」。元・最強の殺し屋が、家族との日常を守るため、刺客たちと戦うという物語。「週刊少年ジャンプ」らしい、笑いのある王道ものだけに、こちらも楽しめるでしょう。

 三つ目からは意見が割れるところですが、アニメ初心者にも優しいという意味で「天久鷹央の推理カルテ」を推します。天才医師が難事件を解決していく医療ミステリーで、原作は現役医師の作家・知念実希人さんの小説。知念さんが書き下ろした第1・2話は、1日に放送済みですが、ネット配信で追えます。便利な時代です。

 最後は「メダリスト」。フィギュアスケートをやめた青年が、リンクに執念を見せる少女と出会ってコーチを受け、お互いに成長する物語。原作マンガの評価も高い上、オープニングを担当するのは米津玄師さんです。

 皆さんそれぞれの「お気に入り」を見つける助けになれば幸いです。

サブカル専門ライター

ゲームやアニメ、マンガなどのサブカルを中心に約20年メディアで取材。兜倶楽部の決算会見に出席し、各イベントにも足を運び、クリエーターや経営者へのインタビューをこなしつつ、中古ゲーム訴訟や残虐ゲーム問題、果ては企業倒産なども……。2019年6月からフリー、ヤフーオーサーとして活動。2020年5月にヤフーニュース個人の記事を顕彰するMVAを受賞。マンガ大賞選考員。不定期でラジオ出演も。

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