【京都市】新春に功徳あり!1月中に「巡礼するのが吉!【都七福神めぐり】
都七福神めぐりは日本最古の七福神めぐりとされ、「新春に巡礼すると縁起がよい」とされています。七福神のほとんどは京都市内に点在しており、公共交通機関やクルマを利用すると、一日で巡ることができる気軽な巡礼です。
新春の都七福神めぐりは、すべての七福神を1日で巡る「定期観光バス」が催行しており、より手軽に周れます。バスプランは京都駅烏丸口(9時40分)集合で、ランチ・お土産つきのお得なプランです。定期観光バスは1月31日までの催行ですが、まだ空席があるそうです。※京都駅定期観光バス(京阪バス運行)大人(13歳以上):10,500円 小人(12歳以下):7,300円
七福神は宝船に乗った7人の神様で、古くからお正月に枕元に絵を入れて寝ると幸福が訪れると言い伝えられてきました。七福神信仰は室町時代からはじまった日本独自の信仰で、インド・日本・中国の神様が集まっています。七柱の神は恵比須天・大黒天・福禄寿・毘沙門天・布袋尊・寿老人・弁財天と呼ばれ、それぞれ異なる特徴とご利益があります。
都七福神を祀る神社仏閣は次のとおりです。
ゑびす神(日本)
七福神で唯一に日本の神様。左手に鯛を抱え、右手に釣竿を持って、ニコニコしています。商売繁昌の神様として知られています。
京都ゑびす神社:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125
大黒天(インド)
元々破壊神として知られるシバ神で荒々しい姿でしたが、中国を経て日本に伝わり、やさしい表情になりました。打出の小槌と俵を持った台所の神様です。財宝・福徳のご利益があります。
松ヶ崎大黒天(妙円寺):京都市左京区松ケ崎東町31
毘沙門天(中国)
別名・多聞天と呼ばれ、四天王の一人です。武将のような勇ましい姿が特徴で、邪鬼を踏みつけています。勝運や合格祈願のご利益があります。
東寺(教王護国寺):京都市南区九条町1
弁財天(インド)
弁財天は七福神唯一の女神で、音楽や芸能の神様として知られています。知恵財宝・芸能上達にご利益があります。
六波羅蜜寺:京都市東山区五条通 大和大路上ル東
福禄寿(中国)
中国道教の長寿神で、長いあごひげと大きな耳たぶを持った仙人です。富貴栄達・長寿にご利益があり、人徳の神様といわれています。
赤山禅院:京都市左京区修学院開根坊町18
寿老神(中国)
寿老人は福禄寿と似ていますが、桃や鹿を従えています。ご利益は福禄寿と同様に長寿の福をもたらしてくれます。
革堂(行願寺):京都市中京区竹屋町上ル行願寺門前町17
布袋尊(中国)
布袋尊は弥勒菩薩の化身といわれ、大きな袋を持った神様です。無病息災や商売繁盛にご利益があります。
萬福寺:宇治市五ケ庄三番割34
京都の都七福神は京都市の南北に広がる神社仏閣の巡礼で、地下鉄やバスを利用しても1日で周れるでしょう。七福神めぐり専用の御朱印色紙が用意されているので、御朱印を集めながら、楽しんでみてください。1月中に巡礼すると功徳が大きいといわれています。
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