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納豆や卵かけも!?普段のご飯メニューを常温保存食品で作ってみた1<備蓄向け食品で簡単に楽しく!>

ツジくるめライター
備蓄向け食品で作る“普段のご飯メニュー”に挑戦!

普段の食事で納豆や卵かけご飯を食べる人も多いと思いますが、これらを冷蔵庫など使えない“もしもの時”に食べるのは、なかなか難しいものです。しかし、そんな状況の時はなおさら、食べ慣れたご飯が恋しくなるかもしれません。

そこで、いつでも食べられるようにシミュレーションしておけば役立つ日がくるかも!?ということで、常温保存可能な備蓄向け食品で、普段のご飯メニューを3品作ってみました。

パックご飯は、前回記事で紹介した湯せん方法で温めます
パックご飯は、前回記事で紹介した湯せん方法で温めます

1.パスタソースで「納豆ごはん」

まずは筆者も週3、4日は食べている「納豆ごはん」。ふりかけなどを使う方法もあると思いますが、普段の納豆ご飯に近い食感や味わいがひとつの商品で表現できるかもしれないと、「キューピーあえるパスタソース だし香る納豆」で試してみることにしました。

「キューピーあえるパスタソース だし香る納豆」(2人前)
「キューピーあえるパスタソース だし香る納豆」(2人前)

「だし香る納豆」は、ソースとトッピングを各1袋(1人前)ずつ用意します。湯せんで温めたパックご飯1個に対して、ソース1/2袋を混ぜてから、乾燥納豆や薬味の入ったトッピング1/2袋をかけて完成。それでは実食です!

薬味も5種類!だしがふわ~っと香る納豆ご飯に!
薬味も5種類!だしがふわ~っと香る納豆ご飯に!

食べていると乾燥納豆に少しずつ粘りが出てきて、だし醤油を加えた納豆をご飯にのせて食べている気分が楽しめました。また、生の納豆に比べてサラッと味わえますので、納豆があまり得意でないという人も、試す価値があるかもしれません。

筆者が作ったように、パックご飯1個に対して、ソース、トッピングとも1/2袋で十分おいしく味わえますが、濃いめの味付けがお好みなら、1袋ずつ使うのもアリだと思います。

ご飯180gに1袋は少し濃いめに感じますが、そこはお好みで
ご飯180gに1袋は少し濃いめに感じますが、そこはお好みで

2.カルボナーラソースで「卵かけ風ご飯」

次に作ってみたいと思ったのが「卵かけご飯」です。しかし“もしもの時”に生卵を用意するのは難しそう。そこで、代わりになるものをと選んだのが「キューピーあえるパスタソース カルボナーラ」です。カルボナーラソースには卵黄が含まれていますから、使えるのではないかと。

さらに前回記事で「ねこまんま風」ご飯に使用した、エバラ「プチッとうどん 釜玉うどん」と合わせて使えば、きっと「卵かけ風ご飯」にはなるはず!ということで、この2つを使って作ってみました。

「カルボナーラ」1袋(1人前)と「釜玉うどん」1個を使います
「カルボナーラ」1袋(1人前)と「釜玉うどん」1個を使います

温めたパックご飯1個に「カルボナーラ」1/2袋をまんべんなく混ぜてから、同様に「釜玉うどん」のポーション1/3個を、ご飯全体に混ぜ込めばでき上がりです!

見た目はつやつや「卵かけご飯」状態に!
見た目はつやつや「卵かけご飯」状態に!

食べてみると、生卵とだし醤油をかき混ぜて、ご飯に混ぜ合わせたのような食感や風味に仕上がっています。「カルボナーラ」にチーズやベーコン、ブラックペッパーなどが入っているので、ほんのり洋風ではありますが、「卵かけ風ご飯」として楽しめました。この味わいに興味がある人はぜひ!

3.とろろうどんダレ×サバ水煮で山かけ風どんぶり

ほかにも、常温保存可能な食品で作ることができる普段のご飯メニューがないかと考えていた時、スーパーでエバラ「プチッとうどん だし入りとろろうどん」を見つけました。これを使えば“とろろご飯”が作れるのではないでしょうか!

山芋入りのタレなので、ご飯にかければ「とろろご飯」に!
山芋入りのタレなので、ご飯にかければ「とろろご飯」に!

さらに“山かけどんぶり”にすれば、より満足感ある1杯にできるのではと思いました。とはいえ“もしもの時”にマグロの漬けは用意できないでしょうし、ツナも合うかもしれないけど………とあれこれ考えた結果、今回は備蓄缶詰の定番ともいえる「サバの水煮缶」を使ってみることに。

さらに暑い時期でもより食べやすいように、大葉(しそ)でさわやかさをプラスしできればいいなと考えましたが、身近で常温保存可能商品が見つからなかったので、おにぎり記事の際に使用した「ゆかり 梅入り」を使うことにしました。

「さば水煮缶」は、わが家で備蓄していたものを使用
「さば水煮缶」は、わが家で備蓄していたものを使用

サバ水煮の身1/3缶分を、汁気を切りながら缶から取り出し、温めたパックご飯の上に置きます。その上から「だし入りとろろうどん」ポーション1個をかけて、仕上げに「ゆかり 梅入り」ひとつまみ。これで「山かけ風どんぶり」の完成です!

サバの味噌煮ではなく“山かけ”です!
サバの味噌煮ではなく“山かけ”です!

当然ながら、マグロの漬けを使った「山かけ丼」とは異なりますが、サバの水煮と「だし入りとろろうどん」も好相性!「ゆかり 梅入り」のさわやかさがいいアクセントになっていて、ひと味違う「山かけ風どんぶり」となりました。こちらもお試しあれ!

タレを絡めつつ食べれば、サバの身がよりしっとり味わえます!
タレを絡めつつ食べれば、サバの身がよりしっとり味わえます!

あえるだけのパスタソースやうどんのタレは、ご飯メニューにも使えて便利なアイテム。1人前ずつ使い切りの個包装になっていますし、今回使った商品は購入から賞味期限まで10カ月ほどあるものでしたので、備蓄やローリングストックにも向いているのではないでしょうか。

3品とも使う食品の分量は、筆者が作った時のものを紹介していますが、お好みやシチュエーション等で調整してください。いずれもご飯にのせたり、混ぜたりするだけですので、忙しい朝の時短メニューとしても活用していただければ幸いです。

実は“もしもの時”でも作れるかも!?という普段のご飯メニューは、ほかにも作ってみたいと目論んでいるものがあります。次回はそのうちの2品にチャレンジして、レポートします!

ライター

フードに関わる職歴を生かして「備蓄食グルメ」にチャレンジ!街中で気軽に買える備蓄向け食品で“もしもの時”はもちろん、普段の生活にも役立てることができそうなパパッと簡単なひと品を、実際に作ってレポートします!

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