菜の花越しに丸いガスタンクが映える!蘆花恒春園に春の足音が聞こえ始める
こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、菜の花が見頃を迎えた「蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)」をご紹介します。
蘆花恒春園があるのは東京都世田谷区。京王線「芦花公園」または「八幡山」より徒歩15分ほどの場所にあります。
「蘆花恒春園」花の丘の”菜の花”が見頃を迎える
「蘆花恒春園」は、徳冨蘆花(とくとみろか)旧宅がある「恒春園地区」と「開放公園区域」にわかれています。ドッグランや遊具もあり、天気のいい休日には多くの人が思い思いに過ごし、笑い声がたくさん聞こえてくる公園です。
約2,000平方メートルの7つの花壇で構成される「花の丘」は、規模はそう大きくはないものの、とても見応えがあります。春、夏、秋、冬、どの季節に訪れても花が咲いており華やか。「NPO法人 芦花公園花の丘友の会」の皆さんが、花壇を整備されています。
2月の花の丘を彩るのが、綺麗なレモンイエローをした菜の花です。世田谷区立千歳台小学校と、芦花小学校の児童が、10月に種を蒔いたものだそう。
季節を間違えちゃった!?可愛らしいサンタクロースも見ることができました。ほっこりしますね。
菜の花は開花期間が長いため、うまくいけば菜の花と桜のコラボレーションも楽しめます。「蘆花恒春園」花の丘では、長野県伊那市高遠町よりいただいた高遠小彼岸桜を15本植栽。長野県高遠町にある「高遠城址公園」は、全国的にも有名な桜の名所です。
2024年3月3日(日)には「菜の花まつり」を開催。
芦花小学校の2年生が、11月11日に球根を植えたチューリップ畑も、芽が出はじめていました。
花の丘では、黄色いロウバイも楽しむことができました。ポップコーンがはじけたみたいで可愛いですね。
鮮やかなピンク色をした河津桜も1本発見。多くの方がスマホのカメラを向けており、菜の花に負けない人気のフォトスポットになっていました。
せたがや百景「廻沢のガスタンク」
「蘆花恒春園」花の丘から見えるガスタンクは、「廻沢のガスタンク」として”せたがや百景”にも選ばれています。
”せたがや百景”は昭和59年に選定されたもの。それ以降は選定されていませんが、区民の投票により選ばれた100の景色が登録されています。
ガスタンクができた当時は、この辺りは廻沢(めぐりさわ)という地名でした。
現在5基あるガスタンクの大きさは、直径33.7メートルと巨大です。
蘆花恒春園
住所:東京都世田谷区粕谷1丁目
電話番号:03-3302-5016(蘆花恒春園サービスセンター)