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幻すぎる!宣伝なし!商品ページなし!明治「水ガナッシュ」は見つけたら即買い推奨です。

チョコレート大事典ケイチョコレートライター

先日、エクアドル大使館主催のイベントを取材したライター仲間から、お土産もらったというMeiji独自の水練り製法で華やかに香り立つやわらか水ガナッシュ」なる商品をいただきました。

聞けばコチラ、エクアドル産のカカオを使った、超チャレンジングな商品との事…。

検索しても、明治のサイトに商品ページすらなく、「食べました」という趣旨のブログやSNSの報告もごくわずか…。

あまりに気になったので、ちょっと詳しく調べてみました!

そもそも「水ガナッシュ」ってなんなんだ。

まずは「ガナッシュ」の説明から。

「ガナッシュ」とは、簡単に言い換えると「生チョコ」の事。
チョコレートに生クリームを混ぜて柔らかいテクスチャにしたものを言います。

つまり「水ガナッシュ」は、生クリームの変わりに「水」を使って作られたもの。
(じゃあ「ガナッシュ」じゃなくない?というのは置いておいて…。)

なんらかの表示基準によって、「チョコレート類」ではなく「カカオ菓子」と表記されているのも、そのユニークさを物語っています。

そのお味は?!

…というワケで、ワクワクしながら1ついただいてみました。

ファーストインパクトは、エクアドル産カカオらしい、お花とかフルーツのような華やか香り。
そして切れの良い苦味。

確かに生チョコのようなクニュッと感があるんですが、油脂のベタッと感、ノタッと感がなく、中にキュッとした芯があるような心地よい食感で、スーッと溶けていきます。

一番驚いたのが、かなりビターな味わいだったにもかかわらず、後口に苦味が全く残らない事。これが「水ガナッシュ」の為せる技でしょうか。

他の産地のカカオを使うとどうなんだろう?という興味もありますが、エクアドル産カカオ、そして特殊な製法、これがベストパートナーなのかもしれません。

今回の商品は、同じく明治の「メルティーキス」と同じように四角いボックスに個包装の菓子がいくつか入っている…というプロダクトなんですが、こんな本格的な味を、こういった形態や販路で食べるとこがないので、なんだか脳がバグります。

ショコラティエさんからも「いま、一番頑張ってるのは明治さん」と言われるだけある、ちょっと驚きの体験!

どこで売ってるの?

検索してもあまりに情報が出てこないので、思い切って問い合わせてみました!

その回答が↓こちら

「水ガナッシュ」は、セブンイレブン(一部東京エリア)、東急ストア、コープ札幌限定で10月より数量販売しておりましたが、無くなり次第終了のため、現在は取扱店のご案内がかないません。

つまり「無くなっているかもしれないので、今販売している具体的な店舗はわからないよ」との事…。

目撃情報あり!

さて、そんなことで私も自身のSNSにて目撃情報を募ってみました。
すると、その日(2022年12月15日)のうちに「横浜の東急ストアにありました!」「大森店にもありました」「鎌倉の東急ストアにも」とのコメントが。

そうなんです、まだ残っているお店には残っている…!

皆様も是非探してみてください。

カカオ好きな方には特に注目していただきたいな!

チョコレートライター

1年で200種類のチョコレートをお取り寄せ、365日毎日チョコ生活のライター。趣味は、ローカルなチョコレートショップ巡り。サロンデュショコラアンバサダー2022&23。「チョコレート大事典」「35-45WOMAN」編集長。潮出版社より『特別講義「ひきこもり大学」』発売中。

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