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23歳日本人右腕が5回1失点で2勝目/元西武マキノン自打球を左足に当てて登録抹消<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
3度目の先発で2勝目を挙げた白川恵翔(写真:SSGランダーズ)

13日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-KIAタイガース(インチョン)はSSGの代替外国人の日本人投手、白川恵翔(23)が3度目の先発登板。KIAは防御率リーグ唯一の1点台、トップタイの7勝を挙げているジェームズ・ネイルが先発マウンドに上がった。

この日の白川は、負け投手となった前回登板では下がっていた球速が戻った。140キロ台後半の直球と持ち前のカーブを生かし、5回91球を投げて被安打3、2四球。3回に喫したタイムリー二塁打による1点に抑えた。

試合は1点を追うSSGが5回裏に3番パク・ソンハン、4番ギレルモ・エレディアの連続適時打で逆転に成功。さらに5番ハン・ユソムにライトポール直撃の13号3ランが出て、SSGが5-1とネイルから5点を挙げた。

試合は7-1でSSGが勝利。白川は2勝目(1敗)を挙げた。

(関連記事:23歳の独立L出身日本人右腕 2度目の登板は2回途中8失点で初黒星

映像:ハン・ユソムの3ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月13日(木)の結果

・トゥサン 9 - 6 ハンファ(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:サンチェス

・SSG 7 - 1 KIA(インチョン)

 勝:白川 恵翔

 敗:ネイル

・サムスン 6 - 3 LG(テグ)

 勝:イ ホソン

 敗:ケリー

・ロッテ 18 - 10 キウム(プサン)

 勝:ク スンミン

 敗:ムン ソンヒョン

・NC 5 - 3 KT(チャンウォン)

 勝:カスタノ

 敗:ユク チョンミョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「マキノン(元西武)が登録抹消」

サムスンライオンズのデビッド・マキノン(元西武)が登録抹消。12日のLGツインズ戦で左足親指に打球を当て、打撲と診断された。マキノンは61試合に出場し打率2割9分5厘、4本塁打、25打点。6月に入ってからは無安打の日が増え、月間打率は1割6分7厘となっている。

(関連記事:元西武マキノンがサムスンで高い出塁能力を発揮 コーチのサポートと明るい同僚に囲まれチームに溶け込む スポニチアネックス「室井昌也 月に2回は韓情移入」)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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