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23歳の独立L出身日本人右腕 2度目の登板は2回途中8失点で初黒星<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2回裏、追加得点を上げたロッテの選手と白川恵翔(左)(写真:ロッテジャイアンツ)

7日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

故障離脱中の外国人選手に代わって登録の「代替外国人選手」としてKBOリーグ入りしたSSGランダーズの白川恵翔(23、前四国・徳島IS)が、2試合目の先発。ロッテジャイアンツ戦のマウンドに上がった。

試合はSSGが初回に2点を先制。リードをもらった白川はその裏、1死一、二塁で4番ビクター・レイエスにセンターへタイムリーヒットを喫した。続く5番のナ・スンヨプは高いバウンドで内野を抜けるライト前ヒット。このヒットとライトがファンブルする間に二者が生還し、ロッテが3-2と逆転に成功した。

さらに6番イ・ジョンフンがレフトにヒット。7番パク・スンウクの併殺崩れの間に1点を追加してロッテは4-2した。

2回表、SSGは1点を返すもロッテ打線は白川から1死後、ヒット、四球、2連打で計3得点。白川は1回2/3、49球を投げて被安打7、失点8(自責7)、3四球、1三振でマウンドを降りた。

この日の白川は初登板初勝利を挙げた1日のキウム戦に比べて球速が上がらず、また前回のようにカーブでカウントを稼ぐことができなかった。試合は11-7でロッテが勝利し、白川は初黒星となった。

(関連記事:13年ぶりに日本人選手が出場 独立リーグ右腕が初登板初先発で勝利投手に)

映像:ロッテ打線の2回の連続適時打(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月7日(金)の結果

・トゥサン 6 - 5 KIA(チャムシル)

 勝:チョン チョルウォン

 敗:キム ドヒョン

・キウム 7 - 5 サムスン(コチョク)

 勝:オ ソクチュ

 敗:キム テフン

・KT 7 - 8 LG(スウォン)

 勝:ケリー

 敗:ソン ドンヒョン

・ハンファ 2 - 6 NC(テジョン)

 勝:カスタノ

 敗:サンチェス

・ロッテ 11 - 7 SSG(プサン)

 勝:チェ イジュン

 敗:白川 恵翔

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「デビッドソンが2打席連続弾」

NCダイノスのマット・デビッドソン(元広島)がハンファイーグルス戦で16、17号の2打席連続ホームランを放った。デビッドソンは18本塁打のチェ・ジョン(SSG)に次いで2位タイ。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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