毎日食べてもふとらないメロンパン 運命を変えた思い出パン バターオイルなしでも大満足のおいしさ
こんにちはノンオイル料理研究家・保健師の茨木くみ子です。
今日はわたしの大好物の一品で、わたしがパン作りを始めるきっかけとなり
わたしの運命をかえたパンをご紹介させていただきます。
わたしは昔、とても太っていてメロンパンが大好きでした。
市販のメロンパンは油脂が多く高脂肪。カロリーも450kcal以上あります。
おやつやランチに毎日食べていたら、どんどん太ってしまいました。
仕方なく、メロンパンを食べることをあきらめることに。
しかし、どうしても食べたいのです。
毎日食べても太りにくく、安心して食べられる低カロリー・低脂質なメロンパンを探し、パン屋さんを巡りました。しかし出会うことはできませんでした。
そんなメロンパンが世の中に存在しないのなら、もう自分で作るしかないと考えるようになりました。
それまでパン作りをしたことはほとんどなかったため、パン作りを一から学ぶことにしました。
その日からもくもくとパンを焼き続け
10年以上試行錯誤しやっと「太らないメロンパン」が完成しました。
それ以来わたしは自分のメロンパンをしばしば焼いて食べています。
もちろん太ることはありません。
そのレシピは教室でもお教えしていて生徒さんからも大好評です。
今日ご紹介しますレシピは、そのメロンパンが、さらに進化したもので最新レシピになります。
生地は少しリッチになりましたが、カロリーは市販の2/3。脂質は約1/4
クッキー生地はさくさく、中のパン生地はふわふわ。とても油脂なしとは思えないほど柔らかく美味しいメロンパンです。
メロンパンから始まったパン作りでしたが
わたしは製パンの面白さ、魅力にどんどん引きずり込まれていきました。
パンを焼かない日はほとんどないほど、パン作りに没頭する日々でした。
それから30年以上が経過しました。
わたしは今、料理(パン)教室の講師であり、料理家をしています。
メロンパンから始まった料理家人生に感謝です。
材料1
・強力粉 90g
・ドライイースト 小さじ1と1/3
・砂糖 大さじ1と1/3
・コンデンスミルク 10g
・卵 40g
・牛乳(30度程度) 90ml
材料2
・強力粉 90g
・塩 小さじ1/2杯
・バニラオイル
クッキー生地
卵黄 1こ
コンデンスミルク 10g
砂糖 50g
A薄力粉 130g
アーモンドプードル10g
ベーキングパウダー 小さじ1/6 1g
牛乳 大さじ2程度
バニラオイル 多め
レモンの皮のすりおろし 適量
1. ボウルに材料1を入れてよくイーストを溶かす。
2.材料2を入れてひとまとめにする。
フープロに半分ずつ入れ20秒攪拌する。残りも20秒確信する。
手ごねする場合は台の上にだし、手でこねる。
3.生地を一つにして丸くしてボウルに戻してラップなどして乾燥予防し温かいところで1.5倍になるまで20分程度待つ。
4.クッキー生地を作る。卵黄に砂糖とコンデンスミルクを加えゴムベラですり混ぜAの粉類を加え混ぜる。バニラとレモンの皮のすりおろしを加え牛乳でまとまり柔らかい程度の硬さにととのえる。6個に分けて丸めておく。
4.パン生地は発酵が終了したか指に粉を付けて刺してフィンチェックし、穴が開いて残るようなら、ガス抜きして6個にわけて丸める。
5.クッキー生地を再度なめらかになるまでこねて、指に粉を軽く付け、中央厚め周り薄めに伸ばし、パン生地にかぶせ丸める。パンの底は500円玉1こ程度残す。
6.グラニュー糖を付けてカードで筋目を入れる。
7.クッキングシートに並べて温かいところで1.3倍に膨らむまで待つ。オーブンの余熱を190度程度で上げておく。
8.発酵がや終わったらパンをオーブンに入れて焼き上げる。
ガスオーブンは180度で13分 電気オーブンは190度で15分程度で焼く。
【ポイント】
〇パン生地は柔らかめに水分調整してください。特に外国産の粉を使用すると生地は固くなりやすいです。
〇フードプロセッサーのない方は手ごねでも大丈夫です。
またパンニーダーやホームベーカリーのこねる機能を使っていただいてももちろん大丈夫です。
〇クッキー生地は成形の直前にも再度なめらかになるまでこね、指に軽く打ち粉をして伸ばすときれいに包めます。
わたしはバターオイルなしの食生活をかれこれ30年続けてています。
なぜノンオイルの食生活を続けているのか、脂質は足りているのか、30年続けた身体の変化、身体に必要な脂質量や、体が喜ぶ脂質の種類は
「保健師が油抜き生活を30年続ける訳とよかったこと お勧めの脂質の摂り方 揚げないとんかつレシピ」でご説明させていただいています。是非ご覧ください。
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