登園しぶりを長引かせる親のNG対応!子どもの登園しぶりを”最短”にする方法教えます!
4月に幼稚園や保育園に入園してから、しばらく経ちましたが、まだ登園をしぶっているお子さんが多いはずです。
ママパパから離れて新しい環境に入るんですから、無理もありません。
4月下旬にやっと慣れてきたと思っても、ゴールデンウィークを挟むと、また元通り登園しぶりが始まる子も珍しくありません。
今回は、子どもが元気に園に通えるようになるための【登園しぶりを最短にする親の関わり方】をお伝えします!
▷前向きな言葉は逆効果!
「先生が待ってるよ」
「今日は保育園で楽しいことやるよ」
このような前向きな言葉がけは、登園しぶりを長引かせます。
子どもは「行きたくない」「ママがら離れたくない」という不安を抱えているんです。それなのに、無理やり楽しい気持ちにさせようとしても効果はありません。
なによりも【安心】させてあげることが大事なのです。大切なのは《子どもの不安な気持ちに寄り添うこと》
『保育園いきたくないよね』
『ママと離れたくないよね』
と、まずは子どもの気持ちに共感する言葉をかけてあげましょう!もちろんそれだけでは泣き止みませんが、毎日寄り添った言葉がけをすることで、「ママはわかってくれている」という安心感が子どもに芽生えていきます。
▷イライラ顔や不安な顔はNG
朝からグズグズされるとママもイライラ…。また、子どもが泣く姿に心配な気持ちになってしまいますよね。
でもママも不安な顔をしていたり、イライラしていると逆効果です!子どもは親の表情をよく見ています。
気持ちに寄り添いながらも、笑顔を心がけましょう!
▷《泣くから休ませる》は逆効果
「あまりにも泣くから休ませたほうがいいかも…」と誰しもが思いますよね。しかしこれが登園しぶりを長引かせるんです。
休むことで、子どもは【泣けば休める】という学習をします。そうなると、休ませてもらえるまで泣くようになるんです。
【泣いても休めるわけではない】
【園に行ったら楽しかった】
という学習ができるように、泣いても園に連れていくことが大事です。
▷園についたら速やかに離れるのがポイント
泣くわが子を先生に引き渡したあと、罪悪感や心配な気持ちから、子どもの姿が見えなくなるまで見送るママパパが多くいます。しかしこれも逆効果!
園についたら、子どもたちは親が思っている以上に早く気持ちの切り替えができます。しかし、いつまでもママパパの姿が見えていることで、その切り替えができなくなってしまうのです。
「門にママがいるかもしれない」
「パパがこっちを見てる!」
そんな気持ちが、切り替えの邪魔をしてしまいます。
【ママパパはもういない】と、わりきれるように、先生に引き渡したあとは速やかに姿が見えないようしましょう!
▷帰ってきたら必ずフィードバック
しばらくすると、帰りは笑顔で帰って来るようになります。しかし次の日になればまた登園をしぶる…。
それは、子どもが【行動】と【結果】を結びつけることがまだ難しいことが原因です。
どういうことかいうと、子どもは
「保育園に行った」という【行動】と、「楽しかった」という【結果】を結びつけて考えることができません。そのためいつまでたっても「保育園に行くと楽しいことがある」ということがわからないのです。
ではどうしたらいいのかというと、ポイントは以下の3つです。
①帰ってきたときに園の話を聞く
②楽しかった事柄を聞き出す
③「園に行ったから楽しめたね」と言葉にして伝える
「園に行ったから楽しいことができた」ということを言葉にして伝えることを、必ずしてください!
▷まとめ
朝の登園しぶりの対応はなかなか大変なものです。私自身も毎年登園しぶりのお子さんを見てきましたが、園に任せてくれれば、子どもたちは自分でしっかり切り替えられるのです。《園が楽しい》《安心できる場所》ということがわかってくれば、あっという間に登園しぶりはなくなります。
そのためには、送り出すママパパの協力が不可欠です!
登園をしぶるわが子にイライラすることも、もちろんあると思います。(私もわが子にそうでしたから…)
ママパパも無理をせず、家族みんなが楽しい気持ちで朝を迎えられるように、ぜひ紹介したポイントを試してみてください!
このほかにも子育てに役立つ情報を投稿しています!最後までお読みいただきありがとうございました。