大掃除をしてる間に終わる!ほったらかしOKの洗濯槽掃除方法
こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。洗たく機の掃除はもう終わりましたか?まだという忙しいあなたのために、大掃除をしている間に終わる、ほったらかしでカビ汚れもごっそり取れる簡単な洗たく機の掃除方法を紹介します。
洗たく槽クリーナーとオキシクリーン、どっちを使う?
本日は手間なし簡単な洗たく槽クリーナーを使った方法と、少々手間はかかるけど刺激臭が少なく、安心感のあるオキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使った方法の2つを紹介します。どちらを使うかは以下を参考にしてください。
洗たく槽クリーナー(塩素系)
- できるだけ手間を減らしたい
- 洗たく槽掃除をほとんどしない
- メーカー推奨の方法で洗いたい
- ドラム式洗たく機を使っている
- 洗たく機が保証中である
オキシクリーン(粉末酸素系漂白剤)
- 定期的に洗たく槽掃除をする
- 塩素系を使うのが怖い
- 肌が弱い
各メーカー推奨の洗浄剤
▼東芝
- 塩素系漂白剤
- 洗たく槽クリーナー(塩素系)
▼シャープ
- 洗たく槽クリーナー(塩素系)
- 純正クリーナー(塩素系)
▼パナソニック
- 純正クリーナー(塩素系)
▼アクア
- 洗たく槽クリーナー(塩素系)
- 酸素系洗たく槽クリーナー(ドラム式用)
- 衣類用漂白剤(塩素系)が使える機種も一部あり
▼アイリスオーヤマ
- 洗たく槽クリーナー(塩素系)
- 酸素系漂白剤を使える機種も一部あり
ほとんどの機種は塩素系の洗たく槽クリーナーを推奨しており、推奨していない洗浄剤を使って故障した場合は保証外になる可能性が高いです。保証中の洗たく機を使っている方は説明書をチェックしてみてください。
洗たく槽掃除の前準備
【必要なもの】
除菌シート、使い古しの歯ブラシ
まずは洗たく機の外観と蓋の裏などを除菌シートで拭いていきます。特にフタの裏はカビが生えやすいので丁寧に拭きます。
洗剤や柔軟剤の投入口、ドラム式洗たく機の場合はフタのパッキン裏も忘れずに。
柔軟剤や洗剤の投入口や糸くずフィルター、外せるものは外して不要になった歯ブラシなどでこすり洗いします。外したものを元に戻して洗たく槽を洗っていきます。
洗たく槽クリーナー(塩素系)を使う場合
【必要なもの】
洗たく槽クリーナー、ゴム手袋
塩素系の洗たく槽クリーナーを使う場合、カビは溶けて流れるので簡単で手間要らずです。大掃除の前に仕込んでおくと、大掃除が終わるころには洗たく槽の掃除も終わっています。
1、洗たく槽洗浄コースを選んでスタートボタンを押す
時間は3時間以上、カビが繁殖していてワカメ状の汚れが付く状態なら6時間ほどで設定します。洗浄コースのない洗たく機の場合は、水量を一番高く設定し、つけ置きコースで洗浄します。
2、洗たく槽クリーナーを入れてフタをする
洗たく槽洗浄コースを選んでスタートボタンを押すと、給水が始まります。その時に規定量の洗たく槽クリーナーを入れてフタをします。ドラム式の場合は給水開始から1分後に一時停止してクリーナーを投入します。
3、2度洗いする
塩素系の洗たく槽クリーナーを使うと、ツンとした匂いが気になる場合があります。そんな時はもう一度スタートボタンを押して2度洗いすると安心です。
オキシクリーン(酸素系漂白剤)を使う場合
【必要なもの】
オキシクリーン(それ以外の酸素系漂白剤でもOK)、ゴム手袋、お湯、お風呂ネット
オキシクリーンやワイドハイターなど酸素系の粉末漂白剤は、40度以上のお湯を使うことで酸素の泡を発生させて汚れを浮かし取ります。
1、洗たく槽にお湯を貯める
お湯が出る水栓があればお湯を用意するのも楽ですが、お湯を貯めるのが大変な場合は湯船にお湯をはり、残り湯コースを使うとお湯を運びいれる手間が減らせます。残ったお湯は掃除にも使えます。ただし、洗たく槽掃除にお風呂の残り湯を使うのはカビの原因になるので必ず新しいお湯を使ってください。
2、オキシクリーンを入れる
使用するのは界面活性剤が入っていない酸素系漂白剤にしてください。同じオキシクリーンでも、コストコやバラエティショップで販売されているアメリカ版のオキシクリーンには界面活性剤が入っています。特にドラム式洗たく機の場合、泡立ちすぎると故障の原因になるので注意が必要です。洗濯機の水量は最大に設定し、オキシクリーンの使用量は4Lのお湯につき付属スプーン1杯が目安です。
4、つけ置きする
つけ置き時間は3〜6時間。大掃除はいつもより丁寧に掃除したいので6時間ほどつけ置きます。
5、浮かんできたカビや汚れをすくい取る
つけ置き中は何度か一時停止ボタンを押して剥がれ落ちたカビや汚れをすくい取って終了です。100円ショップなどで販売されている「お風呂ネット」などがあると便利です。
仕上げ
洗濯終わった後、取り切れなかった黒カビが糸くずフィルターに残ってるので、水で洗い流します。
黒カビ防止に洗濯機のふたはもちろん、洗剤や柔軟剤の投入口も開いておきます。
まとめ
忙しい年末に向けた簡単な洗たく機の掃除方法を紹介しました。洗たく槽クリーナーは手間がかからず、オキシクリーンは刺激臭が少なく、安心して使用できます。両方の方法を理解し、自分のニーズに合った掃除方法を選んでください。洗たく機を清潔に保ち、新年を気持ちよく迎えるための参考にしてください。