Yahoo!ニュース

オ!ジェイルとジェウォンで8打点 トゥサン4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
オ・ジェイルとオ・ジェウォン(写真:トゥサンベアーズ)

20日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場で行われたトゥサンベアーズ対NCダイノスは、トゥサンが14-2で大勝。先発のジョシュ・リンドブロム投手はリーグトップの11勝目を挙げました。

この試合、トゥサンは3回に10得点のビッグイニングを作るなど、試合を優位に進めましたが、中でも5番のオ・ジェイル選手が4安打5打点、9番オ・ジェウォン選手は3号3ランを含む、2安打3打点の活躍を見せました。

他球場ではハンファイーグルスがロッテジャイアンツに対し、3-7で4点を追う9回裏、3点を挙げて1点差としさらに2死満塁の場面。ここで5番のイ・ソンヨル選手がレフトで12号、逆転サヨナラ満塁ホームランを放ち、勝利しました。ハンファの連敗は7で止まっています。ロッテの連勝も4でストップです。

◆「名前は似てるけど…」

オ・ジェイル選手とオ・ジェウォン選手、名前は似ていますがタイプは正反対。感情表現があまりないのがジェイル選手で、その逆がジェウォン選手です。今季は両選手とも例年のような成績ではありませんが、徐々に調子が上向き、20日の試合では共に結果が出ました。

以下が全5試合の結果です。

◇6月20日(木)の結果

・トゥサン 14- 2 NC(チャムシル)

 勝:リンドブロム

 敗:パク チンウ

・キウム 3- 1 KT(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:ペ ジェソン

・ハンファ 10- 7 ロッテ(テジョン)

 勝:キム ジョンス

 敗:ク スンミン

・サムスン 3- 11 LG(テグ)

 勝:ケリー

 敗:ユン ソンファン

・KIA 8- 5 SK(クァンジュ)

 勝:イム ギジュン

 敗:キム テクヒョン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事