三日坊主は直るのか?(三日坊主にならない方法)
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「三日坊主は治るのか?」というテーマでお話しさせていただきます。
はじめに。
「三日坊主」とは、あきっぽくて、長続きがしない人のことを言います。よって、2日しか続かない人も4日しか続かない人も三日坊主と言います。
三日坊主は、生まれつき性格というよりかは、狭義の性格、育てられ性格であることが多いです。もちろん私のように、HSS気質で、次々と新しい刺激が欲しくなってしまうと仰る人は、生まれつき性格というか、生まれつき体質により、三日坊主になりやすいという側面はあるのですが…。
多くの場合、三日坊主は、養育者である親の影響、特に父親の影響であることが多いです。
父親が「はじめたことは、最後までやり遂げなさい」という人であれば、そんな親から育てられた子は、やっぱり三日坊主になることは少ないのではないでしょうか?
さて、世の中には、自分が三日坊主性格であることを悩まれている方が多々いらっしゃるのですが、三日坊主とは、何かに挑戦して、しかも挫折したという自覚がある人なので、それはそれで、ある意味りっぱであるとも言えます。
というのは、
何ごとにも挑戦しない人は、そもそも三日坊主にはなりませんし、途中で挫折したことにさえ気付かない内省力のない人は、自分が三日坊主であることにさえ気付かないからです。
だから、
三日坊主の人に対しては、「まあいいんじゃないの。そんなに自分を責めなくても。飽きたら、また別のことをやればいいんですよ」と私は言いたいです。
次に、「いや、どうしても三日坊主を直したい」と仰る人に対してですが、今日はその対処法を、私なりにいくつかお教えしたいと思います。
1.三日坊主になるというとは、すなわち、それをするのが好きじゃないということが考えられます。よって、「そもそもそれをやる必要が本当にあるかどうか?」考える必要があります。
2.やる必要があるのなら、明確な理由と目標が必要です。「こうこうこういう理由のために、いついつまでに○○をやり遂げるんだ」ということです。
たとえば、多くの女性がダイエットに失敗するのは、痩せなければならない理由が明確になってないからです。
3.継続できたら、自分にご褒美をあげる。継続できなかったら、自分に罰を与える。と自分で決めてしまうことです。そうすれば、三日坊主を避けることができます。
4.一緒にやる仲間を見つけることです。たとえば、私は、ユーチューブを2020年の3月から始めて、すでに3年以上が経過しているのですが、私が三日坊主に終わらなかったのは、一緒にやる仲間がいたからです。もしも仲間がいなくて、私ひとりでやっていたら、とうの昔に、私は挫折していることと思います。
以上、4つ言いました。
おさらいです。
1.本当にやる必要があるのか? ということ。
2.それをやる明確な理由と目標を持つこと。
3.自分に対して報酬と罰を与えること。
4.一緒にやる仲間を見つけること。
以上です。
今言ったことを実践すれば、あなたも3日坊主から脱出できるかと思います。
ちなみに、一時期、「21日間続ければ何でも習慣になる!」という説が流行しましたが、最近では、これは誤りで、「新しい習慣が身につくのには、平均して66日かかる」という説が有力になっています。これを、短いと感じるか長いと感じるか? はあなた次第です。
というわけで、今日は以上です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。