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子どもに反省させるには!?同じ失敗を繰り返す子に、保育士が試してほしいと思う1つのこと

ぽん先生保育士

こんにちは!ぽん先生です。

「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。

今回は頂いたご質問はこちら。

Q:子どもに失敗を反省させる方法はありますか?

こちらの解決方法についてご紹介していきたいと思います。

※動画は58秒です。

“何度もみそ汁をこぼす”
“同じ場所で何度もケガをする”

このように、子どもが何度も同じ失敗を繰り返して困ったという経験はありますか?

そんな時は「きつく叱っておけば反省するだろう」と考えるのが一般的かと思いますが、保育現場で子どもたちを見ていると案外そうでもないのです。

どうすれば子どもたちに反省を促すことができるのでしょうか?

大丈夫!

関わり方さえ知っていれば、失敗を減らすことは可能ですよ。

これで解決!

結論から言うと、そもそも人間は失敗から学ぶため、「失敗を反省させる」と考える必要はないでしょう。

しかし、失敗を予防する方法はあります。

それは、「〇〇してたらどうなっちゃう?」と聞くことです。

例えば、「廊下はなんで走ったらダメだと思う?」と聞くと答えるのは難しいですが、「廊下を走っていたらどうなっちゃう?」と聞けば、

「うーん、ぶつかっちゃう?」
「滑って転んでケガしちゃう?」

といったように、なんとなく危ないことを言葉にして予想しやすいのです。

こうして何が起こるか予測することで、失敗する確率はグッと下げられるでしょう。

「なんで?」と「どうなる?」の違い

ここまでで、「なんで?」と「どうなる?」は何が違うのか疑問に思った方は多いと思います。

両者の違いは映像として頭の中でイメージできるかそうでないかです。

子どもたちは、映像として頭の中でイメージできる方が理解しやすい傾向にあります。

「なんでダメだと思う?」と質問すると、頭の中で映像としてイメージが湧きにくいと思いませんか?

「なんで?」という質問はどちらかというと原理・原則的なことを説明してもらう時の聞き方であり、イメージよりも言葉の方が先行しやすい聞き方ですよね。

一方で、「どうなると思う?」と質問する場合は、これから起こりうる結末を映像としてイメージとして捉えやすくなります。

そのため、「なんで?」よりも「どうなる?」と聞いた方が子どもたちには理解しやすいのです。

このように、話しかける言葉1つで子どもの理解は全く違ってしまうため、子どもと会話する時には伝え方が非常に大切だと言えるでしょう。

いかがでしょうか?

動画では簡単に分かりやすく解説しているので、気になる方はそちらもご覧ください。

面白いと思ったら、ぜひ試してみてくださいね!

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保育士

東京都で働く保育士。「少しでも楽しい子育てを!」をモットーに活動中。

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