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【宮城県 東松島市】いちごを削る!?しっとり新食感の冷たいスイーツ [野蒜地区 / のびるノ茶屋]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

宮城県東松島市の野蒜地区にある『壺焼き芋』で有名なお茶屋「のびるノ茶屋」。先日、筆者が立ち寄った際に、何やら焼き芋ではない新たなスイーツを発見!真っ赤なソースに生クリームをぐる〜りと乗せたそれは、夏に食べたい不思議な冷た〜いスイーツだったのだ。
早速、ご紹介していこう!

その名も「けずりいちご」。名前の通り、凍ったいちごが大胆にも幅広に削られ、更にそこにタップリの濃厚いちごソース!締めくくりに、ふんわり生クリームが乗ったという斬新な冷スイーツだ。そして、これは「いちごのかき氷」ではなく、本当に'けずりいちご'なのだ。
(※筆者は生クリームの量を抑えめにしてもらったが、通常はもっとタップリと乗る。)

トロリと溶け出した生クリームと、濃厚ないちごソースのダブルパンチに、メインの'けずりいちご'の食感が相まって、これがたまらなく美味しい。ジャムの様なベタベタした甘さはなく、果物の生いちごの甘味が凝縮されていて、表現するとしたら爽やかな甘味だ。
そして、面白いのが削られたいちごの食感!ガリガリっとした氷の感触ではなく、しっとりと滑らかな舌触りに加えて、とんでもなく「ふわっ」としているのだ。試しにスプーンをグッと差し込むと、ザクっとした音はなく、無音で「しと〜」っという具合で、けずりいちごの中にスプーンが食い込んでいく感じだ。

この美味しい「いちご」だが、野蒜地区の「あそら農園」で栽培されたいちごが使用されていて、「けずりいちご」以外にも季節限定商品の「いちごシェイク」としても販売されている。地産地消のとても素敵なスイーツだ。ちなみに、あそら農園では「いちご狩り」を6月初旬(※2023年)まで開催しているので、気になった方は是非チェックしてみよう!

暑い日には、いちごがぎゅっと詰まった「けずりいちご」がよく似合う。見た目からは想像がつかない滑らかな食感と、ふわふわ加減にまた食べたくなるスイーツだ。野蒜で育ったいちごを野蒜で食べる。だから、なおさら美味しいのかもしれない。さあ、みんなで食べに行こう!

商品名:あそら農園 「けずりいちご」
販売店:のびるノ茶屋
住所:宮城県東松島市野蒜字北余景 15-1
営業時間:11:00 - 17:00
定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌日が定休日になります。

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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