年末年始のストックの味方!乾麺で「温かい麺」を最後までツルツル食べれる料理のコツ
年末年始に乾麺をストックしてあると、便利です!その理由は
・保管場所で冷蔵庫を使わない
・長期保存ができる
・食べやすい大きさに折って使えるので、介護食にも使用しやすい
特に、冷蔵庫に保管しなくても良いのは、食材を買い込むことが増える年末年始にはありがたい食材です。でも「乾麺でかけそば(かけうどん)、煮込みうどんを作ると、麺が汁を吸ってしまい、ドロドロになってしまう。冷めると塊になってしまう。」と少々扱いづらい面がある事も確かです。そこで、乾麺を大量にストックしているめぐねこの「温かい乾麺を最後までスルスルと食べる」料理のコツをご紹介します。
1.乾麺を茹でる。表示時間よりも1分ほど長めに茹でるのが介護食で使うポイントです。「アルデンテ」に茹でてしまうと、介護食を食べている人には、少し硬く感じてしまいます。また、茹でる前に乾麺を食べやすい長さに「パキっ」と折る事もポイントです。
2.茹で上がったら、水でしっかりと洗い、水でしめます。
3.かけつゆを作ったら、鍋2つに分けます。1つは麺を入れて「麺につゆの味を染みこませる用」。もう1つは「具材を煮込む用」です。
※「麺につゆの味をつける」鍋は麺を入れるので大きめの方がいいです。また、この鍋にはなるべく具材を入れず、「つゆと麺」のみを入れるようにします。
※「具材を煮込む用」は麺類の具に味付け、柔らかく煮込みます。あんかけうどんにしたい場合は、こちらにとろみを付けて、卵を入れます。
4.それぞれの鍋に麺、具材を入れて食べやすい柔らかさになるまで煮込みます。
5.器に麺とつゆのみの方を先に入れます。最後に具材を煮込んだ方を盛り付けながら残ったつゆを注いで完成です。
鍋を2つ使うという手間はかかりますが、こうすることで
・麺がつゆを吸いすぎず、塊になりにくい
・具材がきれいに盛り付けられ食欲をそそる見た目になる
特に見た目がきれいに盛る事ができるので、食欲もわいてきます。洗い物は増えますが、盛り付けがしやすいですし、具材もぐちゃぐちゃにならないので「どの具材から食べようかな?」と具材を選ぶ選択肢ができるので、食べる楽しみが増えています。
「手間」はかかりますが、比較的安価な乾麺で見た目もキレイで最後まで美味しく食べてもらえるなら、試してみてもいいのではないでしょうか?この方法にしてから「鍋焼きうどん」も料理の選択肢に入りました。
※噛む力、飲み込む力には個人差があります。不安がある方は医師や看護師、管理栄養士などにご相談くださいね。
※乾麺はそれぞれ「小麦」「蕎麦」のアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。アレルギーのある方は摂取には十分気をつけて医師や看護師さんにご相談ください。