眼下に広がる瀬戸内海のアラウンドビューを堪能できる新しい名所ができました。
海の上を歩いているような錯覚にも陥るこの展望台ってどんなスポット？絶景展望台をオープンした「桃井ミュージアム」に取材に行ってきました。

「恋人の聖地」に新名所誕生

「桃井ミュージアム」は、赤穂御崎の高台にある、赤穂の文化遺産「雲火焼（うんかやき）」と「赤穂緞通（あこうだんつう）」の展示館。「恋人の聖地」としても知られ、館内には「2人乗りの5mブランコ」「ペアのハンモック」「縁結びの松」など、さまざまなアクティビティがあるんですよ。
オープンテラスから見る瀬戸内海も十分絶景なのに、さらに海の近くに展望台を作るってどんな感じ？

展望台には、海に向かって右手のつり橋から行きます。

つり橋はこんな感じ。「御崎のつり橋」と名付けられています。

階段ではなくつり橋にしたのは、ここを渡って展望台に行くカップルに、より親密度を増してほしいという仕掛けの一つ。なるほど、いろいろ考えられているんですね。

お～～～
オープンテラスより海も空も近い～～～
この日は天気が良かったので、気持ちよくてサイコーです。

仕掛人で、ミュージアムの支配人・長棟さんです。

「坂道のイブキの生垣が大きくなりすぎて、幹から落としたら、ぽっかりスペースができたんです。ここを利用して生垣の上を歩いているようなステージを作りたいと思って」。コロナも落ち着いて人が動き始めた約2年前から構想が始まり、今年の8月頃から、仕事の合間に作り始めたそうです。
そして開通式をしたのが11月2日だったとか。
「展望台に上るとむっちゃ気持ちいいんです。寝転がって空を見ながら休む人もいるんですよ。上がって写真撮影する人はスタッフにお声がけくださいね」
※展望台で写真撮影する場合は安全上、館内の「承諾書」が必要

「映え」写真が撮れる！愛の証を残せる！

この日、阪神方面から赤穂に来ていたカップル、KEITAくんとSAKURAちゃんは、展望台の上で、いろいろなポーズを撮影していました。「海の上を歩けそうな感じ。海と一番近い感覚になります。開放感があって最高でした」との感想を。

愛の証を残して帰ることもできますよ。
吊り橋のチェーンには、館内の「LOVEガチャ」に入っているハート型南京錠や木製の絵馬などにメッセージを書いて、来館記念にかけられるのだそう。

「LOVEガチャ」で出てくる商品はこんなラインナップ。ハート型の雲火焼もステキですよね。御守として持って帰るのもよし、願い事を書いてチェーンに結んで帰るのもよし。

今回2人は、ハート型南京錠をゲット。

マジックで、南京錠の表面に2人の名前を書いて～

展望台のチェーンにぶら下げました。南京錠のカギは、お互い1つずつ持っておこうね。

「恋人の聖地」の「桃井ミュージアム」ですが、館内外に多くの水琴窟があったり、足湯を楽しみながら絶景を堪能できたり、おいしいお料理を食べることができたり。カップルはもちろん、カップルじゃなくとも楽しめるコンテンツがいっぱいです。

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