【福岡市早良区】ワンコインの幸せ・丁寧に出汁を取った鶏そば
お散歩ライターの石井つかさです。
早良区西新で朝7時から営業している、「鶏そば」をご紹介します。
実は、このお店は2017年から営業しているラーメン屋さんで、2022年10月に業態変更をして鶏そば屋さんになったのです。
なぜ業態を変更しようと思ったのか、オーナーに話を伺いました。
ラーメン屋さんから鶏そば屋さんになった理由はいくつかあるようですが、深夜までお酒を提供するスタイルがきつくなってきたということと、ラーメンが苦手になってきたという2つが大きな理由だと言われていました。
福岡県民のソウルフードともいえる豚骨ラーメンですが、臭いがきついのも事実で、慣れてない方は「臭い」と表現されることもあるので、毎日ラーメンスープを作るのが辛くなってきたようです。
店内は当時の基本的な構造のままでしたが、お洒落な雰囲気に変わっています。
そのような事情で業態変更された後の「鶏そば」は、どういったものなのでしょうか。早速食べてみることに。
鶏そばと言っても中華麺ではなく、いわゆる日本蕎麦です。
麺は福岡では標準的な挽きぐるみと言われる、蕎麦殻も一緒に挽いたグレー掛かった蕎麦です。
スープは透明感のある醤油系のスープという感じで、その上にネギと鶏ハムが乗っています。
この日は、鶏そば(税込500円)と鶏飯(けいはん)(税込400円)を注文しました。
鶏そばのスープは、鶏ガラと野菜で丁寧に出汁を取っており、いくつかの醤油とブレンドして作っているそうです。
鶏そばや鶏飯に乗っている鶏ハムも自家製で、鶏胸肉に下味をつけて、じっくりと低温調理されていて、胸肉なのにパサつきがなく、しっとりしています。
そして、ちょっと意外なのが、蕎麦なのに替玉(税込150円)ができるということです。
ちょっと物足りない時に替玉ができるのは嬉しいですね。
テーブル調味料で置いてある、刻んだ生姜ですが、これは鶏そばに入れると味にアクセントが付いて、さらに美味しく鶏そばを食べることが出来ます。温活にもなっていいかもです。
ワンコインで食べることができる鶏そば、生姜をたっぷり入れて、ぜひ食べてみて下さい。
朝7時から営業されているので、朝食にもぴったりです。
鶏そばを食べて、一日を元気に過ごしましょう。