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“18禁グラドル”金子智美が明かす「全てを見られる」ことへの思い

中西正男芸能記者
今の思いを吐露した金子智美さん

 “18禁グラドル”として先鋭化させたセクシーさで注目を集めてきた金子智美さん(31)。初のヌード写真集「美しい人」も21日に発売され、新たな領域に歩みを進めました。「AKB48」の研究生として芸能界のスタートを切り、2014年からグラビアアイドルに転身。その中で感じた「正直な思い」を吐露しました。

動かないと何も始まらない

 今回の写真集はヌードなので、もちろん、今までの露出を超えていくものになっています。

 もちろん一つの挑戦ですし、DVDではそこまで露出をしていないので、リアルな話、今後はDVDが売れなくなるんじゃないか。そんな不安もあります。ただ、一歩を踏み出しました。

 去年の秋に今の事務所に移りまして、そこからグラビアアイドルとしての活動をさらに出力高くやらせてもらうようになりました。

 撮りおろし企画だったり、同じ事務所の森咲智美ちゃんとのコラボだったり、これまでにはなかった動きをいろいろとさせてもらえるようになって、本当にありがたいことだなと。そんな中だからこそ、今、勝負をかけたい。そう思ったのが、すごく正直なところです。

 これもすごくリアルな言い方になりますけど、もちろん、そんなに脱がなくてもいい写真集のお話もありました。ただ、せっかくお話をいただいたなら話題になるようなものを作りたい。そう思って、全力でのぞみました。

 仕事の幅が変わってしまうかもしれないという思いもありましたけど、とにかく動かないと何も始まらない。その思いで踏み出した一歩でした。

 それと、これもありがたいことなんですけど、すでに「FRIDAY」さんで先行カットも掲載していただき、今の時点で世の中的には私の全てを「見られている」状態になっています。

 なので、何と言うんですかね…、割と、もう何も怖くないなと(笑)。電車ですごく私を見てくる人がいたら「アレを見たのかな」と「FRIDAY」につながっちゃいますけど(笑)。

何もやりきれていない

 写真集を出して終わりということではなく、ここからがスタートです。素晴らしい流れを皆さんに作っていただいたので、あとは自分次第だと心底思っています。

 これまで7年ほどグラビア活動させてもらったんですけど、これからもグラビアは極めていきたいと思いますし、そこにプラスして演技のお仕事、声のお仕事なども頑張っていきたいと考えています。

 小学校の学芸会で主役をやった時にすごく楽しかった。それが私が今この仕事をしている原点です。

 本当に楽しかったのでダンスのスクールに入って、地元・愛知の養成所にも通って「AKB48」の研究生になりました。

 ただ、もともとお芝居がしたいということがあって活動を辞退させていただき、演技の世界を目指すものの思うようにお仕事が入らず、一回芸能界をあきらめたところでグラビアのお声がけをいただき今に至ります。

 これこそ本当に自分の中の正直な思いですけど、まだ何もやり切れていない。その中でいただいた今回が本当にありがたいし、しっかりとチャンスを形にできるよう努めたいと思っています。

 これもリアルな話ですけど、今年で32歳なので、頑張らないと体が維持できなくなってきました(笑)。なので、休みの日はとにかくトレーニング。そして、お肌もキレイにしておかないといけないので、1年ほど前から欠かさずキウイを食べるようにもしています。

 効果があるのかどうかはハッキリとは分かりませんけど(笑)、とにかくできることは全てやって、より良い明日を目指したいと思います。

(撮影・中西正男)

金子智美(かねこ・さとみ)

1989年12月22日生まれ。愛知県出身。株式会社リップ所属。アイドルグループ「AKB48」の研究生を経て2014年からグラビアアイドルに転身。18年にはテレビ東京「ゴッドタン」で開催された「第1回腐りグラドルグランプリ」でグランプリを獲得する。10月21日に初のヌード写真集「美しい人」が発売される。

芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」で特別賞を受賞。また「チャートビート」が発表した「2019年で注目を集めた記事100」で世界8位となる。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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1999年にデイリースポーツ入社以来、芸能取材一筋。2019年にはYahoo!などの連載で約120組にインタビューし“直接話を聞くこと”にこだわってきた筆者が「この目で見た」「この耳で聞いた」話だけを綴るコラムです。最新ニュースの裏側から、どこを探しても絶対に読むことができない芸人さん直送の“楽屋ニュース”まで。友達に耳打ちするように「ここだけの話やで…」とお伝えします。粉骨砕身、300円以上の値打ちをお届けします。

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