MacとiPadが融合しない理由、アップル幹部が説明
Macと同じチップを搭載するなど、ますます進化するiPad。「いつか、MacとiPadが融合するんだろうなぁ…」と、考えている方も多いのでは?
しかしApple(アップル)の幹部はThe Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)に対して、「Macにタッチスクリーンが搭載されることはない」と発言しているのです。
2つの製品は競合していない
AppleでMacおよびiPadのマーケティング担当副社長をつとめるTom Boger氏によれば、「MacとiPadは競合しておらず、むしろ補完的である」と説明しているのです。
具体的には、Macはキーボードやマウス、トラックパッドによる「間接操作」、iPadは「常にタッチファーストのデバイス」だと説明。一方で、Appleがタッチスクリーンの状況を変えるつもりがあるかどうかについては、「私達が考えを決して変えない、とは言えない」と述べているのです。
タッチスクリーン搭載Macはどうなる?
一方でBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、Appleがタッチスクリーンを搭載したMacを積極的に開発していると報告しています。製品は、2025年にも登場する可能性があるようです。
Mac(とくにMacBook)がタッチスクリーンに対応すれば、「Apple Pencil」などでのお絵かきも可能になるはず。個人的には、いつはMacBookへとタッチスクリーンが搭載されることを期待したいものです。
Source: The Wall Street Journal via MacRumors
塚本直樹
IT・宇宙・フード・紛争地域ジャーナリスト
Gmail:naoki.tsukamoto.work
Twitter:twitter.com/tsukamoto_naoki
YouTube:youtube.com/@foodie.samurai