「デコポンは凸部分が大きい=甘い」←「これ本当?」料理人の回答に…『早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「デコポン」好きですか?
デコポンはまさに今が旬の果物で、この時期にスーパーに行くとたくさん並べられています。そして、デコポンの横には必ずと言っていいほど、デコポンによく似た「不知火」も並んでいます。
皆さんは両者の違いをご存知ですか?
せっかくなので、本題に入る前にざっくりと解説をしましょう!
結論から言うと…デコポンと不知火は同じ品種の果物なのです。詳しく解説すると、デコポンはブランド名で、名乗るには..
① 糖度が13度以上で酸が1%以下
② JA(農業協同組合)が出荷する
この2つの条件を満たす必要があります。
スーパーで価格を見てもらうと分かりますが、不知火はデコポンよりも価格がリーズナブルである事がほとんどです。リーズナブルだからといってデコポンより美味しくない訳ではありません!
確かに条件①(糖度が13度以上で酸の割合が1%以下)をクリアしていない物もありますが、中には糖度が13以上あって②でデコポンと名乗れなかったものがあります。こういった「甘いけど、デコポンと名乗れなかった不知火」を狙うのがオススメです!
デコポンの特徴はなんといっても、あの「凸部分」ではないでしょうか?凸部分はまさにデコポンのシンボルなのです。
よく、『凸部分が大きいほど、甘い(美味しい)のでしょうか?』という質問を目にします。デコポンが好きな方やこれから買う予定のある方はぜひ、最後までお付き合いください!
「凸部分」について
実はこの凸部分…「デコ」と呼ばれています。このデコは、発芽から開花期までの間、昼と夜の温度差が大きい場合に発生すると言われています。特に温度差が15度以上になると、デコの発生率はぐんと上がります。
デコが大きいほど甘いのか?
それでは、今回の本題です。デコが大きいデコポンほど甘くて美味しいのでしょうか?ズバリ、回答は…
デコの有無/大きさは美味しさに関係ありません!
デコの大きさはもちろんですが、なんと有無も関係ありません。
デコで有無や大きさで今までデコポンを選んでいた方にはちょっとショッキングな内容でしたね。では、何を見てデコポンを選べば良いのでしょうか?ここまで読んでくれた方の為に「美味しいデコポン&不知火の選び方」を3つお教えしましょう!
美味しいデコポン&不知火の選び方
美味しいデコポン&不知火を選ぶ上で、見るべきポイントは3つあります。
・皮の色が濃い
・皮にハリやツヤがあるもの
・ずっしりと重さのあるもの
「大きさ」よりも「重さ」で選んでください!
まとめ
- 凸部分は「デコ」と呼ばれている
- デコの有無/サイズは美味しさに関与しない
- 美味しいデコポンの3箇条
- ①皮の色が濃い
- ②皮にハリやツヤがあるもの
- ③ずっしりと重さのあるもの
【もっと勉強したい人へ…】
「卵は賞味期限が切れても捨ててはいけない理由」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!