明日来るかもしれない災害に備えて。【ペット情報カード】を作っていますか?
16日夜に、宮城、福島県で最大震度6強を観測した地震がありました。気をつけていても、災害のときに犬や猫が行方不明になることもあるのです。そのようなときに備えて、「ペット情報カード」というものがあります。今日は、明日来るかもしれない災害に備えて、ペット情報カードの作り方を説明します。
ペット情報カードとは?
災害は、いつ起こるかは予想しにくいものです。
愛犬や愛猫を大切に飼っていても、有事になるとなにかの拍子で行方不明になることがあります。
そして、ペットと一緒に避難しても、ペット用の避難場所だと飼い主と離れてしまうことがあります。そのとき、上の写真のようなペット情報カードを作っておくと安心できます。
用意するものは、ペットの写真です。
上記のカードは以下からダウンロードできます。
https://www.city.sendai.jp/dobutsu/kurashi/shizen/petto/hogodobutsu/aigo/dobutsu/documents/asu7.pdf
ダウンロードできれば、ペットの写真を貼り付けて、以下の項目を記入します。
(ペットの情報)
・動物の名前
・種類(たとえば、犬 チワワなど)
・不妊去勢手術 済 未
・マイクロチップの番号
マイクロチップの証明書を紛失している場合は、動物病院で読み取り機を使って調べてもらうことができます。数秒ですぐわかります。
・鑑札登録番号(犬のみ)
3月に狂犬病予防注射の案内が届いています。そこに明記してあります。
・生年月日(年齢)
・オス メス
・体重
・狂犬病予防注射接種日(犬のみ)
・混合ワクチンの接種日 種類
・性格 性質
「人見知りする」や「フレンドリー」などを明記しておくといいです。
・フィラリア症の予防 いつからいつまでやっているか 陰性 陽性
・身体的特徴
・ペットの健康状態
いままでの病気、けが、処方されている薬の種類
(飼い主の情報)
・飼い主の名前
・飼い主の住所
・自宅の電話番号
・飼い主の携帯番号
・災害時連絡先
災害時連絡先は「他都道府県」に住んでいる親戚や知り合いの連絡先を明記しておくといいです。
なぜ、ペットの情報カードがいるのか?
飼い主の頭の中には、愛犬や愛猫の姿がしっかりあります。しかし、災害のときは、動揺しているのでうまく他の人に愛犬や愛猫のことを伝えにくいです。
そんなときに、ペット情報カードがあれば、写真もあるしマイクロチップや鑑札登録の情報もあります。それを手掛かりに、もしペットとはぐれても、捜索しやすいです。
実際に災害が起きたときに、ペット情報カードを作るのは、たいへんです。気持ちが動揺して、うまく書けないものです。平時に、ペットの情報カードを作っておくといいですね。災害に備えることは大切です。