【東京都港区赤坂】ミシュラン掲載店暖簾分けのコスパ抜群の焼鳥屋『溜池酉玉』
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/top_1677817746624.jpeg?exp=10800)
カレーライスやラーメンのような大衆のソウルフードのイメージが強い焼鳥ですが、2000年代に入り、SUSHIのように変貌を遂げていきます。
こちらでも紹介した志村けんさん御用達だった『がいがい』で名古屋コーチンのももが一串600円するように、鳥肉も牛肉のようなブランドを持つようになりました。そういった生産者の努力はもちろん、焼き手も試行錯誤の努力を続け、ミシュランガイドや東京最高のレストランやゴエミヨといった権威ある“赤白黄色”誌にも焼鳥は入ります。デートや接待の舞台にもなっているように、まさに成熟期を迎えたと言えるのではないでしょうか。
そんな東京の焼鳥ですが、成熟されているだけあって、入口となるお店を探すのが難しくもあります。
“赤白黄色”誌に掲載される店舗となると、コースだけで四千円はこえ、ペアリング含めると六千円をゆうにこえてしまいます。初心者にはなかなか手を出し辛い。
そんな中でお手頃価格なのが希少部位焼鳥のパイオニア『白金酉玉』。なのですが、こちらは白金高輪駅から歩いて10分という立地。
そこで紹介したいのが、『白金酉玉』からの暖簾分けである『溜池酉玉』。こちら赤坂という立地で、溜池山王駅から徒歩4分、虎ノ門ヒルズ駅からでも国会議事堂駅からでも8分前後という一等地です。
しかも、同じ『白金酉玉』からの暖簾分けである『白金 酉玉 神楽坂店』のおまかせ10本の四千円に対し、『溜池酉玉』は2,860円と三千円を切ってくるコスパです。
お薦めは10本コース2,860円で、
![ももよりもワイルドなももの内側の“あか”](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816603509.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
バランスが良く値段以上の魅力があり、部位によって味付けも変わります。
![パリっとフワっが混合している“皮”は手羽の部分を](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816658215.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
たとえば、きんちゃくはガーリック味、げんこつは生醤油、ふりそでは柚子胡椒など。
![ももの軟骨の“げんこつ”は程よくあまじょっぱい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816669021.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
コースを頼んでからは、まずはビールをオーダーし、先付の野菜スティックと箸休めのウズラの卵が入った大根おろしをつまんで串を待ち、
![なんこつ入りのフワフワハンバーグの“つくね”](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816676360.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
一串目と共に飲み干してから、続いてはすだちサワーがお薦め。
![雌鶏のぼんじりを使ったスペシャリテ“みさき”](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816684406.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
喉を潤した後は、黒板に書いてある珍しい日本酒を焼き手さんに伺いながらペアリングしてみてはいかがでしょうか。
![砂肝の上下の薄皮を使った“銀皮”は砂肝の味わいの中にレバー苦手な人でも食べられる濃厚さも](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816695428.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![手羽の付け根の“ふりそで”も名物の一つ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816702897.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
一本からアラカルトでも注文できるので、その場合は、そろばん、みさきorあぶらつぼ、ふりそで、つくね、さび焼き、ちょうちんの中からぜひ。
![ごく稀に辛い種もある“ししとう”など野菜串も美味しい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816710101.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![もち豚よりもお薦めなのが“豚肉の生姜巻き”](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816717401.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![この日の10本コースは”手羽先”でフィニッシュ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816728085.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![しっかりと仕事された”手羽先”は骨をくるりと回すと外れるので、骨だけをしゃぶりつけます](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677816744975.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ちなみに『溜池酉玉』はランチ営業も行っております。ただ、11時30分以降は列が生まれ、13時には完売してしまうので、ご注意を。
![ランチの人気メニュー“酉玉丼”はディナータイムもテイクアウト可能なので、お土産にぜひ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00410234/internal_1677817612927.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
奥久慈軍鶏を使った『バードランド』や伊達鶏を使った『とり式』など名店は多数ありますが、“赤白黄色”誌掲載店は希望日に予約がとれないことも多々あります。まずは『溜池酉玉』で焼鳥YAKITORIの奥深い世界に足を踏み入れては如何でしょうか。
ためいけとりたま
住所:港区赤坂1丁目4−10 赤坂三鈴ビル
電話番号:03-3560-6639
営業時間:【月~金】11:00~13:30(L.O.)/18:00~21:00(L.O.)
【土】18:00~21:00(L.O.)
定休日: 日曜祝日年末年始(公式サイトより)