ノーヒッターを阻んだ打者たち。今シーズン、7回以降のチーム初安打は20人
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今シーズン、7回以降にノーヒッターが途切れた試合は、見落としがなければ、20度を数える。それらの試合でチーム初安打を記録し、ノーヒッターを阻止した打者は、以下の20人だ。
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チームごとに分けると、ロサンゼルス・エンジェルスの打者が最も多い。6月2日と6月15日のジャレッド・ウォルシュと6月17日のマックス・スタッシに続き、7月15日にルイス・レンヒーフォがノーヒッターを阻んだ。ウォルシュの2度目は、後日、エラーがヒットに変更された。それにより、エンジェルスの初安打は、9回表の1死に大谷翔平が打った三塁打ではなく、7回表の2死にウォルシュが打った内野安打となった。
いずれにせよ、今シーズンのエンジェルスは、7イニング目を迎えた時点で無安打に封じられていた試合が4度あるということだ。
また、カル・ミッチェル(ピッツバーグ・パイレーツ)は、最も瀬戸際でノーヒッターを阻んだ。6月14日のダブルヘッダー2試合目に、7回裏からライトの守備につき、9回表の2死、あと1アウトでノーヒッターを達成される場面で、二塁打を打った。センターのハリソン・ベイダーが背走し、最後にジャンプしてグラブを伸ばしたが、届かなかった。ミッチェルは、5月24日にメジャーデビューしたばかり。この二塁打は、通算13本目のヒットだ。
![ハリソン・ベイダー/手前はトミー・エドマン Jun 14, 2022](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/unenatsuki/00306012/image-1658033223993.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
なお、7回以降にチーム初安打を記録した20人中、二塁打を打った打者はミッチェル以外にもいるが、ホームランは、6月26日のジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)だけ。三塁打は、記録上、チーム2安打目となった6月15日の大谷を除くと、誰も打っていない。