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夏は足がつりやすくなる!?暑い夜に足がつりやすくなる原因3選を専門家が解説

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

夜寝ているときに急に足がつり、痛みで目が覚めてしまうことはありませんか?特に暑い夏の時期は足がつりやすいともいわれています。足がつる原因を知り、対策を取っておくことが大切です。

・足がつるとは?

足がつるとは「こむら返り」ともいいます。

筋肉が異常な収縮を起こすことで、激しい痛みを伴いう症状です。
運動中に起こることもあれば、就寝中にも起こることがあります。就寝中に足がつることで目が覚め睡眠の質が低下してしまいますし、夜間に痛みが続くことでストレスに感じられてしまうかもしれません。特に夏は足のつりが起こりやすい時期なので、あらかじめ予防しておくことが大切です。

・夏に足がつりやすくなる原因3選

❶ミネラル不足

ミネラルとは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが含まれます。ミネラルは私たちの体に必要な栄養素で、筋肉の収縮や神経の伝達を助ける働きをしています。そしてこれらが不足してしまうことで足がつりやすくなることがわかっています。
暑い夏は食欲が落ちたり、汗をかいたりとミネラルが不足しやすい時期です。食欲がなくても、最低限の栄養はしっかり摂るようにしましょう。しかし過度な摂取はNGです。

❷水分不足

体の水分が不足することで、血流が低下したり、体のミネラルバランスが崩れてしまったりすることからも足がつりやすくなるといわれています。
熱帯夜が続くこの時期は、寝ている間にも水分の不足状態となり、脱水症状が起こる可能性もあります。就寝前には十分な水分補給を行い、就寝中も適度な室温湿度環境で過ごしましょう。

❸エアコンによる冷え

夜間もエアコンが必須な日が続きますが、設定温度が低すぎると体は冷えすぎてしまいます。冷えにより血流が悪くなったり、筋肉が緊張してしまったりすることで足がつりやすくなってしまいます。
暑い日の夜間のエアコンは必要ですが、過度な設定温度でお部屋を冷やしすぎないように注意しましょう。

さいごに

夜間の足のつりは年間を通じて起こる可能性がありますが、夏は特につりやすい条件がそろっています。あらかじめ予防できることは行い、できる限り足のつりを抑えて、質の良い睡眠をとるようにしましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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