人生に疲れた人へ。ブッダの名言「幸せになりたいなら…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はブッダ(釈迦)の名言をご紹介します。ブッダ(紀元前566年頃~紀元前486年頃)は古代インドの宗教家で、仏教の創始者として知られています。
今回は人生に疲れた人に届けたいブッダの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に疲れた人へ。ブッダの名言「幸せになりたいなら…」英語&和訳(偉人の言葉)
「自分の仕事や言葉が誰かの役に立ったとき幸せはやってきます」
ブッダ(古代インドの宗教家)
心の目で人を見る。肩書や地位、名声にだまされてはいけない。
総合病院に行くと玄関に案内係の方がいますよね。車椅子を用意してくれたり、車の乗り降りを助けてくれたり。母がよく行く病院にもそういった方がいるのですが、元気のいい方なのですよね。70歳くらいの方だと思うのですが、いつも笑顔で明るくて、短い時間なのですけど一緒にいてこちらまで明るい気持ちになる。
感情は伝染しますよね。明るい話を聞けば明るい気持ちになる。悲しい話を聞けば悲しい気持ちになる。元気のいい人のそばにいればこちらまで元気になる。
大切なのは何をしたかではなく、その仕事をどのようにしたか
お金や地位は関係ないのですよね。どんな立場であろうと、どんな仕事であろうと人のために生きることはできる。人を救うことはできる。
落ち込んでいるとき、スーパーに行ってレジの方が「ありがとうございました」と元気に声をかけてくれると、それだけで気持ちが明るくなることがあるのですよね。
この世界では悪人でもお金持ちになれる。有名になれる。政治家になれる。肩書や地位、名声にだまされてはいけない。
人はいつか必ず死にますよね。いくらお金を稼いでも、高い車を買っても、大きな家に住んでも、死んでしまえばそれは他の誰かのものになる。お金も家も車もあの世には持って行けない。唯一死後の世界に持って行くことができる可能性があるもの、それは自分の魂だけだと思うのですね。
魂を磨くこと、人として成長すること。人がこの世に生を受ける意味はそこにあるのではないかなと。
人は心の目で見るということ。肉体の目では真実は見えない。この世で最も裕福な人、それは心の美しい人なのだと。
人生に疲れた人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はブッダの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『ブッダ(釈迦)の名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ブッダの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「今あるものに満たされない者はこれから欲しいものにも満たされない」
ソクラテス(古代ギリシャの哲学者)
「幸福とは問題がない状態を言うのではありません。幸福とは問題に対処する能力を言うのです」
スティーブ・マラボリ(アメリカの作家)
「幸せを追い求めている限り幸せにはなれない。生きる意味を探している限り生きることはできない」
アルベール・カミュ(フランスの哲学者・作家)
お読みいただき、ありがとうございました!