「沼るトウガラシ 宮崎風辛麺」を食べてみました。（2024年5月20日発売・東洋水産）

この商品は、一点の特徴を際立たせたことでハマる美味しさ・ご当地の味わいをコンセプトにした“沼る（ぬまる）”シリーズの新フレーバーで、ポークをベースにした醤油スープに唐辛子の辛みを強く利かせ、特製油を加えることによって沼る美味しさがちょっと少な目なボリューム感で楽しめる一杯、“沼るトウガラシ 宮崎風辛麺”となっております。

では、今回の“沼るトウガラシ 宮崎風辛麺”がどれほどポークの旨味をベースに唐辛子を利かせた醤油スープに仕上がっているのか？具材に使用されたふんわり食感の卵、食べ応えのある太めのフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食（70g）当たり320kcal。
食塩相当量は4.0gです。

次に原材料を見てみると、ポークをベースにした醤油スープに唐辛子を利かせ、別添されている特製油を加えることでラー油の辛みや風味が引き立ち、それによって“宮崎風辛麺”といったコク深くも後味さっぱりしていて、“唐辛子”の辛さを活かしたクセになる味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ4分待ちます。（必要なお湯の目安量：330ml）
その後、特製油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、ポークの旨味をベースに唐辛子の辛さを利かせ、やみつき感のある“宮崎辛麺”らしい醤油スープに具材として卵を豊富に使用した旨辛な一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、麺量52gと若干少なめではありますが、食べた感のある仕様となっており、そこにポークをベースに唐辛子を利かせ、特製油を加えることでラー油の辛みや風味が際立つ旨辛な醤油スープがよく絡み、芳醇とも言える醤油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの卵以外にニラが使用されていて、特にこの具材は…見た通りふんわりと柔らかな食感で、味付け自体はそこまで感じられませんが、赤いスープに映える具材として見た目としてのアクセントやマイルド感がプラスされているようです。

スープは、臭みのないポークをベースに唐辛子の辛さを利かせ、別添されている特製油を加えることによってラー油の辛みや風味が際立ち、“沼る”というか…香辛料として“唐辛子”を豊富に使用した宮崎辛麺ならではのテイストとなっています。

ということで今回“沼るトウガラシ 宮崎風辛麺”を食べてみて、唐辛子の辛さを活かした旨辛でクセになる醤油スープに仕上げ、具材には宮崎辛麺には欠かせない卵・ニラを使用、そこに食べ応えのある太めのフライ麺が絶妙にマッチした後味の良い一杯となっていました。

ただ、“唐辛子”が欠かせない“宮崎辛麺”なので、“沼るトウガラシ”とは言ってもイメージ通りの仕上がりで、正直期待していたほどのものではなく、若干こじつけた感じもありましたので、もし続編が登場するならもう少しひと工夫加えたフレーバーに期待したいところではないでしょうか？