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徳島ラーメンの名店の味をカップ麺に再現?「王王軒監修 濃厚豚骨醤油」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

王王軒(わんわんけん)監修 濃厚豚骨醤油」を食べてみました。(2024年6月18日発売・日清食品)

この商品は、徳島県・藍住町の人気ラーメン店“支那そば 王王軒”の看板メニュー“支那そば”をカップ麺に再現したもので、豚と鶏の旨味に魚介出汁をほんのり利かせた濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、そこにもっちりとした弾力のあるノンフライ中太麺が絶妙にマッチした一杯、“王王軒監修 濃厚豚骨醤油”となっております。

では、今回の“王王軒監修 濃厚豚骨醤油”がどれほど豚や鶏の旨味に濃い目の“かえし(醤油ダレ)”を合わせたコク深くまろやかな豚骨醤油スープに仕上がっているのか?さり気なく使用された鰹節調味料や具材の味付豚肉、生麺さながらのもっちりとした角刃の中太ノンフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認してみたいと思います。

まず1食(100g)当たり395kcal。
食塩相当量は6.0gです。

次に原材料を見てみると、豚や鶏の旨味を利かせた臭みのない豚骨醤油スープにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を調えたことによって特別脂っこさや“くどさ”もなく、幅広い層に好まれる味わいを想像させる材料が並びます。

開封してみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製コク旨オイル”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
その後、特製コク旨オイルを加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、豚と鶏をベースに鰹の旨味を利かせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を調え、最後まで飽きの来ないメリハリの付いた濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、食塩やチキンエキスなどでほんのり味付けしたことでスープとの馴染みも良く、ノンフライらしくずしっとした重みがあり、食べ応えに関して申し分のない仕様となっており、そこに豚や鶏をベースにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を調えたコク深い豚骨醤油スープがよく絡み、醤油ならではの芳醇な風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの味付豚肉以外に“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど弾力のある中太ノンフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、動物系の旨味を丁寧に利かせたことで臭みや変なクセは一切なく、そこにキレの良い醤油をはじめ鰹の旨味などを合わせ、徳島ラーメンの茶系と呼ばれる濃厚な味わいを再現しているものの、様々な旨味のバランスが賛否分かれそうな…はっきりしないテイストとなっています。

ということで今回“王王軒監修 濃厚豚骨醤油”を食べてみて、豚や鶏の旨味を丁寧に利かせた豚骨醤油スープに仕上げ、キレの良い“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いアクセントとなってメリハリをプラス、それによって物足りなさといった感じは一切なく、そこに生麺さながらの中太ノンフライ麺が食欲を満たすコク深い一品となっていました。

やはりこの手の徳島ラーメンは濃厚でトロッとしたスープに卵黄を加えた方がよりまろやかさも増して楽しめますね。今回のフレーバーは特にベーシックな味わいを再現したんでしょうけど、全体のバランスだったり濃厚感だったり…ちょっと気になる点が多かったため、お好みで味を調整してみると美味しくいただけるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

新商品のカップ麺や、美味いラーメン店などなど…実際に食べた気にさせるようなリアルなレビューを心がけたブログでございます。m(_ _)m

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