「長ねぎにネバネバ液体」←「捨てるべき?」料理人の回答に…『早く教えてほしかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「長ねぎ」はお好きですか?長ねぎはその独特な風味と豊富な栄養価から、多くの料理で活用する、 我々の食卓に欠かせない野菜の1つです!
長ねぎは年中、店頭に並んでいますが…実は冬が旬の野菜です。
血圧が高い方はぜひ、長ねぎを食べて下さい! なぜなら、長ねぎにはカリウムがとても多く含まれています。特に長ねぎの葉の部分には、血圧低下につながる栄養素である「カリウム」が豊富です。カリウムはナトリウムの再吸収を抑え、体外へ排泄する働きがあります。
そんな、万能な長ねぎですが…皆さんは「青い部分」をちゃんと活用してますか?青い部分はお肉や魚などの「臭み消し」やラーメンなどの「トッピング」として活用できます。しかし、青い部分を切っていると…ネバネバした液体が出てきた経験ありませんか?初見の方は『腐ったのか?』と思うはず。一体、このネバネバは食べても大丈夫なのか?そして、ネバネバの正体は何か?今回はネバネバの秘密に迫りたいと思います。気になった方はぜひ最後までお付き合い下さい!
今回の目次
- 食べても大丈夫?
- 君の名は?
- 加熱しても失われない
- まとめ
食べても大丈夫?
青い部分の切り口を覗いてみると…ネバネバした透明の液体を発見!
実は、このネバネバは全部の長ネギにあるわけではありません。それがゆえに、『腐ってるよ!』と思う方がいます。
答えから言うと…
ネバネバは食べてOKです!
君の名は?
続いて、ネバネバの正体について明らかにしましょう!
ネバネバは…「フルクタン」と呼ばれる成分で、食物繊維の1種です。
また、フルクタンは長ねぎの「甘みのもと」にもなっています。
実は、このフルクタンは、長ねぎ以外にも、「アスパラ」や「玉ねぎ」にも含まれています。フルクタンが多ければ多いほど甘いです!
【フルクタンの働き】
・血糖値の上昇をゆるやかにする
・免疫力を高めてくれる
加熱しても失われない
野菜に含まれるほとんどの栄養素は加熱することでの栄養価が損なわれます。しかし、フルクタンは熱に強く、焼いたり炒めたりしても効果が失われることはありません。
ただし、フルクタンは加熱には強いのですが、水溶性なので、長時間水に浸すと流出してしまいます。水に浸す時間は長くても5分までと覚えておきましょう!
まとめ
- ネバネバは優秀な証
- ネバネバは…「フルクタン」と呼ばれる成分で食物繊維の1種です。
- フルクタンは…血糖値の上昇をゆるやかにしたり、免疫力を高めてくれる
- フルクタンは加熱には強い!
- 長ねぎを水にさらす際は、長くても5分まで
【もっと勉強したい人へ…】
「卵は賞味期限が切れても捨ててはいけない理由」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!