こんにちは！misahanaです。
元船町の大波止電停よりほど近い場所にあるgallery-shop CRANEが、12月をもって閉店することになりました。

CRANEは、長崎を拠点に活躍する陶芸家okapi potteryの佐藤恵さんと陶磁工房一朶の中原真希さんによって、運営されているギャラリーショップです。

作家直営ギャラリーとして、2020年1月にオープン。約5年間、おふたりの作品はもちろん、県内外の様々な作家の作品に出会える場所でした。

私もこれまで何度か足を運ばせていただきましたが、展示作品を近い距離間で楽しむことができる素敵な空間です。

「みなさんに、ふらっと気軽に立ち寄ってもらうこと。そして、様々な作品に出会い、直接触れられる場を目指してきた」と佐藤さん。

「今回の企画展も素敵な作品が揃っている。ぜひ、最後まで、みなさんに集ってもらえると嬉しい」とほほえみます。

能登復興支援・企画展「たなごころ」

今回、最後の企画展「たなごころ」が、11/22（金）より開催されています。会期は、12/22（日）まで。営業日時は、会期中の金・土・日の11:00～18:00です。

企画展には、CRANEにゆかりのある26組の作家や店舗が参加。陶器をはじめ、木工や布、鉄小物などが、展示販売されています。

幅広いジャンルの作品を、一度に楽しむことができるとても贅沢な企画展です。クリスマスにぴったりの贈り物が、見つかるかも。

今回、チャリティーマーケットとして、売り上げの一部を「能登半島地震に係る災害義援金」に寄付されます。

佐藤さんと中原さん、そして、今回参加されている仲間たちには、能登で「ものづくり」をしている知り合いがたくさんいます。

そのため、能登地域での地震や豪雨など、たび重なる災害、復興が進まない現地の深刻な情報に触れるたびに、おふたりは、「他人ごとではない」と考えるようになったそう。

11/22（金）の展示オープニング企画では、今夏、石川県珠洲市でのボランティア活動に参加された西海市の民泊「小さな海から…」の原田夫妻を招き、お話会を開催しました。

夏のボランティア体験に加え、その後の豪雨被害の状況などのお話も。直接現地を訪れた方の言葉だからこそ、多くの方の胸に響くものがありました。

「たなごころ」に込められた思い

手のひらを漢字一文字で表すと掌ですが、「たなごころ」とも読みます。古くから、「たなごころ」は、手の心という意味もあるそうです。

「作家たちの手から、生み出される作品。その作品を通し、長崎から能登のみなさんに心を寄せることができれば」と中原さん。

「たなごころ」では、そんな作家たちの思いが詰まった作品を、直接を見て、触れられる機会です。みなさんも、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

楽しい企画盛りだくさん！しめ縄ワークショップも開催（要申し込み）

会期中には、展示会関連企画として、ワークショップや小物プレゼントなど楽しい企画が盛りだくさんです。

オリジナルの小さな作品がゲットできるクラフトガチャ（500円）や陶器のアウトレットコーナーも。アウトレットコーナーは、お得にゲットできるチャンスです。早い者勝ちなので、気になる方はお早めに！

また、商品を購入した方には、オリジナルポストカードや干支モチーフの小物プレゼントなどもあるそう。

12/14（土）・15（日）には、中原さんが講師を務める「しめ縄ワークショップ」が開催されます。（要申し込み）今年の稲藁を使って制作するそうです。詳細は、CRANEの公式Instagramにて、ご確認ください。

※定員に達したため、下記日時での申し込み受付終了。（11/28時点）

ワークショップに参加できない方もご安心ください。ワークショップ以降に、店内でしめ縄の販売も開始されます。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

今週末のお出かけに、「たなごころ」をのぞいてみるのは、いかがでしょうか？みなさんも、残り少ないCRANEでの時間を、存分に楽しんでください！