こってり系新作!「背徳のあげ玉」ニンニク豚骨醤油ラーメンと肉だしうどんを実食レビュー
2022年11月28日にサンヨー食品は「背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン」と「背徳のあげ玉 肉だしうどん」を新発売しました。
うどんにあげ玉は普通ですが、ニンニク醤油ラーメンにあげ玉というコラボはこってりを倍増させるまさに背徳といえるラーメンですね。
スーパーに2商品が販売していたので、実食してみました。
背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン
まずはニンニク豚骨醤油ラーメンから紹介していきます。公式HPによると「特製あげ玉のコッテリとした味わいがやみつきになる「背徳の一杯」、ニンニクがきいた豚骨醤油味ラーメンです。もっちりとしたボリューム感のある太めんに仕上げました。ポークのうまみをベースに、キレのある醤油を加え、ニンニクの風味をきかせた豚骨醤油味スープに仕上げました。具材は特盛のあげ玉、肉そぼろ、ねぎの組み合わせです。」とのことです。
なんとなく当社比という部分が胡散臭く感じますね…
1食(81g)当たり357kcal。食塩相当量は5.4g(めん・かやく2.4g、スープ3.0g)。
スープの原材料を見るとポークエキス・にんにく調味料・クリーミーパウダーなどがメインに含まれています。
あげ玉はそのまま麺と一緒に入っていました。このまま熱湯を注いで4分待ったら完成です。
完成品はこちら。あげ玉よりも、とにかくニンニクの香りが半端ないです。
まずはスープから。ニンニクの香りがかなり強く、口の中に残ります。ただ、生ニンニクを入れるお店などと比較すると、口の中のくさみが少ないので、食べやすい。あげ玉の油はスープにしみ込んでいますが、スープ自体はそこまでこってりはしていません。醤油の風味はありますが、醤油っぽさはそこまでなく、ニンニク味が強いスープでした。
麺はちぢれ気味でややもっちりしています。スープ自体はそこまでこってり系ではないため、麺との相性はイマイチですね。もう少しストレートで細い麺の方が合っていたと思います。
あげ玉はそれなりには入っていますが、特盛かと言われると微妙なところです。普通のうどんでもこのくらいれるかも(カップ麺としてはたくさん入っているけれど)?背脂の代わりにあげ玉を入れている感はありますが、動物系のこってりとことなり、ただ油っこくなっているだけで、そこまで合っている印象はありませんでした。普通に背脂を入れた方が断然いいですね。
背徳のあげ玉 肉だしうどん
次に紹介するのが肉だしうどんです。公式HPによると「特製あげ玉のコッテリとした味わいがやみつきになる「背徳の一杯」、肉だしうどんです。もっちりとした食感のうどんです。表面につるみがあり、なめらかな太めんに仕上げました。ビーフのうまみをベースに、キレのある醤油を加え、一味唐辛子の辛みをアクセントにしたうどんつゆに仕上げました。具材は特盛のあおさ入りあげ玉、わかめ、ねぎの組み合わせです。」とのこと。
1食(75g)338kcal。食塩相当量は4.6g(めん・かやく2.0g、スープ2.6g)。
スープは、ビーフ調味料・かつお調味料・こんびエキスなどがメイン。
完成品がこちら。麺の調理時間は4分。ニンニク豚骨醤油ラーメンよりもあげ玉の量が多いような気がします。
スープは少しピリッとくるスープはどちらかというと魚介系の出汁が強く、ビーフ調味料は風味程度といったところでしょうか。あげ玉の油がにじみ出ていますが、かやくのわかめやあおさの香りが強く、油っこさは思ったよりきつくありません。結構飲みやすいスープでした。
うどんとしては細麺でコシのある麺は、ちぢれ具合も丁度よく、ピリ辛スープとよく馴染んでいます。麺の感じは赤いきつねよりもどん兵衛に近いですね。つるつる食べられる麺はわかめとの相性も良く、最後まで美味しく食べることができました。
あおさ入りのあげ玉はあおさの風味と醤油ベースのスープの味が染み込み、非常に美味しいです。これだけでも食べれそうなくらい合っています。こちらもわかめとの相性が良く、美味しいですね。麺・スープ・あげ玉・わかめのバランスが非常にいいうどんでした。
今回は「背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン」と「背徳のあげ玉 肉だしうどん」を実食しましたが、ラーメンとあげ玉の相性はイマイチかな……。背脂も入っていたらあげ玉がもっと合っていたような気がします。
肉だしうどんとあげ玉の相性は最高でした。うどんですから王道ともいえますけどね。
ごちそうさまでした。