「内容も結果もともなわなかったので、致し方ない結果」A級陥落が決まった羽生善治九段(51)コメント
羽生善治九段「(先手番で相掛かりの将棋、序中盤の手応えは?)なんかそうですね、抑え込まれそうな形になってしまったんで。ちょっと分かれとしては、まずくしてしまったかなと。(中盤で角銀交換から駒損しての攻めは)ちょっと無理してるのかなと思いながら指してたんで。ほかにちょっと手も見えなかったんで、まあしょうがないのかな、というところですかね。(飛車を打ち込んで相手玉に迫っていくあたりは)よくわからなかったですけど。でもなんか(62手目)△8六歩、垂らされて。なんかちょっと余されてしまったような気がしたんで。ちょっとずつわるいのかなあ、っていう気がします。(その後は)そうですね、はっきり、一手足らないかなと思います。(残念ながらB級1組への降級が決まった)うーん、そうですね・・・。まあ、内容も結果もともなわなかったので、致し方ない結果かな、と思います。(来期はB級1組で戦うことになると思うが)そうですね(苦笑)。特にまだなにも考えてないので。次の一局(A級最終局)に全力を尽くしたいと思います」