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にゃんこと過ごすならもう全自動トイレ一択しかないくらい進化してるの知ってた?

木村ヒデノリテックジャーナリスト/兼業主夫

 猫と過ごしてるならもう全自動トイレ一択しかないと思います。

 テックジャーナリストで兼業主夫のヒデです。私はリッターロボという米国製の全自動猫トイレを個人輸入して使うくらい初期から全自動トイレを使っていますが、その進化がすごいです。

Neakasa M1 全自動猫トイレ
Neakasa M1 全自動猫トイレ

 現在は縦回りタイプと横回りタイプがあるんですが、うちは両方使ってます。実家ではこのNeakasa M1(縦回り式)、自宅ではOFTのCATLINK(横回り式)です。

OFT CATLINK
OFT CATLINK

 どちらも一長一短あるんですが、先に正直な話をしてしまうとOFT CATLINKの方が気に入っています。静音性や清掃時の簡単さが抜群だからです。

 しかし環境によってはNeakasa M1もいいなと思った点も意外と多く、その辺りについてレビューしていきたいと思います。OFT CATLINKについては次回記事で詳しく紹介しますね。

縦回り式は猫にも優しく、清潔にしやすい

 まず思ったのが縦回り式の清掃のしやすさです。開口部が大きいので猫も入りやすいですし、汚れていたらすぐに把握できて綺麗にできる。横回転式は中が見えづらいので汚れに気づかずいつの間にか...ということも多いです。ここはNeakasa M1の方が良いと思いました。

縦式は綺麗を保ちやすい
縦式は綺麗を保ちやすい

 また、清掃時にただ回転するだけじゃなく、一度排泄物がしっかりと砂にかかるように前後に動いてから回転するのも良いと思いました。猫自身も砂をかけるんですが十分じゃない時もあって、そうすると内壁が汚れてしまったりするのでこの機能は親切です。

 そもそもNeakasaは旧neabotというお掃除ロボットを作っていた会社で、最近はペット関係に注力している会社です。そうしたバックグラウンドからもこういう丁寧な作りになっているのには好感が持てました。

ペット関連だけでない技術が活かされている
ペット関連だけでない技術が活かされている

ボタンなどの作りも他の会社より良い印象
ボタンなどの作りも他の会社より良い印象

砂が何種類も使えるのはかなりのメリット

 これまで全自動猫トイレは主に鉱物系の砂限定でしか利用できませんでした。それがNeakasa M1はおからや混合砂なども使えてかなり経済的です。鉱物系の砂はかなり高額なので、ここに関しては完全にNeakasa M1にアドバンテージがあると思います。

砂の種類が多いのはランニングコストがかなり抑えられる
砂の種類が多いのはランニングコストがかなり抑えられる

 あとは形状からして清掃しやすいのも良いと思います。CATLINKなどだとトイレ部分が大型の円球なので汚れを落とすとがかなり大変です。それに比べてNeakasa M1は半球なので拭き掃除もしやすく、綺麗を保ちやすい印象でした。

懸念点は動作音の大きさか

 唯一気になったのは動作音でしょうか。CATLINKが静かすぎるのもあるのですが、リビングに設置すると夜起きてしまう人もいるかな...といった印象でした。モーターの改善がされればさらに良いと思います。

 ただ一つ言えるのはこの全自動トイレがあることで猫にとっても人間にとってもQOLが爆上がりするということです。猫は毎回清潔なトイレで用を足せますし、人間は簡単に片付けができる。臭いもほとんどありません。

Neakasa M1は紐を引っ張るだけで袋が閉じられた状態で処理できるので、他の全自動トイレと比べてもかなり工夫されている
Neakasa M1は紐を引っ張るだけで袋が閉じられた状態で処理できるので、他の全自動トイレと比べてもかなり工夫されている

 今後猫を飼うなら全自動トイレを買わない意味はほぼないと思います。価格はそれなりにしますがそれ以上の効果が確実にあります。今手動トイレを使っている方にも自信を持っておすすめできる逸品です。

公式サイト
Neakasa
販売サイト
Neakasa M1

テックジャーナリスト/兼業主夫

バークリー音楽大学映画音楽作曲科卒。家事育児をしながらレビュー記事や動画を作っています。ガジェット好きが高じて築50年団地をスマートハウスにリノベ、沸騰ワード10で紹介されました。家事時短できる製品から育児に役立つハイテクおもちゃまで幅広く紹介していけたらと思っています。

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