Yahoo!ニュース

様々なカテゴリーで睡眠関連商品が人気。クスリからヘアケアまで。

渡辺広明コンビニジャーナリスト/流通アナリスト
渋谷駅 薬にまで睡眠関連商品とは。 筆者撮影

春眠暁を覚えずということわざがありますが、秋になってから眠気が増している気がしています。毎朝5:30からの愛犬の散歩があるので6〜7時間催眠平均ですが、昨晩は久しぶりに9時間半も寝てしまいました。秋の夜長の効果でしょうか?

長男使用のシャンプー•コンディショナー 筆者撮影
長男使用のシャンプー•コンディショナー 筆者撮影

先日発表された日経トレンディベスト30には、睡眠改善をうたう"Yakult1000"や寝ながらヘアケアの"YOLU"寝る前のドリンク剤"アリナミンナイトリカバー"耳を温めて安眠へ促す“ナイトミン耳ほぐタイム"と4品の睡眠商品が入っている。今、睡眠が国民に求められているという事が分かります。

人生の3分の1は睡眠。僕もそれに気づき充実が必要だなと思ったのは50歳になった5年前。大谷翔平の使うマットレスパッド西川の"エアー"を使用しはじめて手離せなくなってしまっていますが新しいマットレスパッドにもチャレンジしたくなっています。

小さめなエアーを使用していますが、寝ていてはみ出る事はありません。筆者撮影
小さめなエアーを使用していますが、寝ていてはみ出る事はありません。筆者撮影

巷では、"かぜをひいても安心しても休める社会を!"そんな風邪薬"ベンザブロックヤスモ"の岩田剛典さんが寝そべる広告が話題になっていますが、商品パッケージには"しっかり寝て早く治したいあなたに"の文字が。風邪薬でさえも睡眠を意識した商品開発や広告コミュニケーションとなっている事にも驚く。

またTokyofmの#ビジトピで、パーソナリティを一緒にやっている馬渕磨理子さんの著書"収入10倍アップ高速勉強法"でも、忙しいなかでも7時間は睡眠をとりパフォーマンスをあげる事を推奨しています。

まさに、私の周りにはしっかり睡眠は大切だよの情報で溢れています。

平日は毎日、ニュース項目によりフジテレビのLiveNewsαに出演で23:40以降の仕事の可能性があり、日曜日は#ビジトピで朝4時起きなので、実は人をダメにするほど離れたくなくなる"Yogibo"での昼寝も欠かせない状況でもあります。どこでもすぐ寝れる特技が今身を助けています。

睡眠市場は、寝具のみならず健康、美容、それに絡む食など多岐に渡るため、市場規模は計れませんが巨大市場である事は間違いなく、今年のトレンドという訳ではなく今後も新しいカテゴリーが創出され、まだまだ市場伸長する事は間違いない。ビジネスではメーカーとの協業で商品開発の仕事をさせて頂く事も多いので睡眠を意識した商品を検討出来たらなあと思っています。

コンビニジャーナリスト/流通アナリスト

渡辺広明 1967年生まれ、静岡県浜松市出身。コンビニの店長、バイヤーとして22年間、ポーラ・TBCのマーケッターとして7年間従事。商品開発760品の経験を活かし、現在 (株)やらまいかマーケティング 代表取締役として、顧問、商品開発コンサルとして多数参画。報道からバラエティまで幅広くメディアで活動中。フジテレビ「Live News a」レギュラーコメンテーター。 「ホンマでっか⁉︎TV」レギュラー評論家。全国で講演 新著「ニッポン経済の問題点を消費者目線で考えてみた」「コンビニを見たら日本経済が分かる」等も実施中。

渡辺広明の最近の記事