急募! 東京か愛知で僕たちとお見合いして来年に結婚しませんか?~お見合いおじさん活動月報(23)~
自分も楽しくて他人の役にも立てる趣味がほしいと思ったのです。恋バナと会食が大好きな僕が見つけたのが、お見合いおじさん活動:略称おみおじ。自分の周囲にいる独身男女に声をかけて引き合わせる活動です。
僕は友人でもあるイラストレーターのつぼい氏と組んで、2014年の春からおみおじを楽しんでいます(今までの活動レポートはこちらとこちら)。僕の人脈をオネット(大宮ネットワーク)、つぼいさんの人脈はツヴォイと称して、男女それぞれ4人の会員に良さそうな独身者を紹介しているのです。最近は、婚活講師のマチコ先生にも仲間に入ってもらっています。
僕たちのおみおじによって結婚した人は今のところ1人のみ。でも、まだ独身の会員からも感謝されていますよ。友人知人のお墨付きの独身異性と出会えることって、年齢を重ねるごとに少なくなっていくからです。おみおじで恋愛感度を向上させ、別の場所で見つけた相手と結ばれた「卒業生」は過去4人います。「私は婚活に向いていないことがわかった」と去って行った人は5人もいますが、それもまた有意義な自己発見ですよね。
結婚願望がある独身男女に優しくお節介する! 愛すべき隣人の婚活を結婚相談所やネットだけに任せておかない! 全国に広まってほしい「おみおじ」の実例をリポートします。
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身長180センチのスポーツマン(42歳)、共働き希望の経営コンサルタント(35歳)
結婚を前提としたお付き合いにも恋愛感情が必要なのが現代です。そして、恋愛には勇気が必要だと思うのです。どんな種類の勇気かと言えば、「フラれて傷つくかもしれないけれど行動する勇気」ですよね。
今日はこの記事を読んでくれている独身女性の方にお願いがあります。我がオネットの男性会員4人のいずれかに自分からお見合いを申し込む勇気を出していただけないでしょうか。
彼らのプロフィールと「女性に求めるもの」を簡単に記します。古参会員の田崎光博さん(42歳)は身長180センチのスポーツマンで、俳優の岩城滉一を草食系にしたようなハンサムです。システムエンジニアとして真面目に働いています。
「僕は話すよりも聞くことが好きなので、いろんなことに興味を持って話してくれる女性に惹かれます」
カッコいいけれどコミュニケーションは控えめというか受け身な光博さん。最近は少し積極的になりました。自分からお見合いを申し込んだり、ファッションを改善したり。「結婚力」が高まっているような気がします。なお、子どもはできたら2人欲しいそうなので、30代の会話好きな女性を広く募集します。
山本啓二さん(35歳)は都内の経営コンサルティング会社に勤務しています。謙虚でコミュニケーション能力も高く、かといって遊び人ではありません。「明るくてしっかりしている女性がいい」とボンヤリしたことを言っているので、もっと具体的に条件を出してくださいと連絡すると、
・働く意志はあるが、バリキャリ派よりゆるキャリ派
・非喫煙者、できればお酒を飲める方
・33歳以下
という答えが返って来ました。該当する女性は数十万人単位でいそうですね……。というわけで、首都圏で働いているアラサー女性の方、お気軽にご連絡ください。
オシャレで働き者の男性看護師(31歳)、40代シングルマザー歓迎の正社員(42歳)
今年になってオネットに加入してくれたのは僕が住んでいる愛知県三河地方で看護師をしている北村伸雄さん(31歳)です。趣味はマラソンとビール。スマートな体にキレイなシャツやカーディガンを着こなしています。香水までつけちゃうオシャレさんです。
高校時代は柔道で体を鍛え、専門学校を卒業してから看護師として前のめりで働いてきました。10年間は仕事と遊びにまい進してきましたが、周囲がどんどん結婚していき、焦燥感を募らせています。
伸雄さんが相手に求める第一の条件は、「いろんな話ができること」。好奇心も向上心も旺盛なので、知的な女性が合いそうです。4、5歳であれば年上でもOKとのことなので、愛知県三河地方に住んでもいい35歳ぐらいまでの女性はぜひ。
そして、期待の新人が登場します。埼玉県在住の大島淳平さん(仮名、42歳)です。がっしりとした男らしい体格の持ち主。一見すると怖そうですが、話し始めると何とも言えない可愛げが出てくる男性です。
新卒で入った都内のIT企業で正社員として働き続けており、年収は600万円弱。条件的には優れているのに「相手の女性に求める条件は特にありません。僕なんかでよければ……」と公言する低姿勢。ちなみに、今から子どもを作る気はないので、年上のシングルマザーでも歓迎とのこと。
淳平さんが抱える問題は、安定的な収入があって実家暮らしなのに貯金がほぼゼロということ。これにはマチコ先生も顔をしかめました。アラフォー男性に求められているモテ要素と乖離しているというのです。
「基本的に女性は強い男性か可愛い(愛くるしい)男性が好き。強くて可愛いと最強です。つまり、アラフォー男性は、社会的に認められていて、一緒にいたら楽しそう、と思われると一気に売り手市場になります。強さは仕事、可愛さはコミュニケーションで表現してください」
さきほど僕は淳平さんには「可愛げがある」と言いましたが、女性にはわかりにくいタイプの可愛げかもしれません。実家暮らしで貯金なしでは社会人として自活する能力を疑われてしまうでしょう。本人に厳しく指摘すると、「年末のボーナスは使わずに貯金します。すぐにでも一人暮らし、もしくは結婚して新世帯が構えられるように準備します」と宣言してくれました。素直でいいね!
なお、マチコ先生によると淳平さんのファッションは「パパっぽい」とのこと。安心感はあるけれど男っぽさが足りないようです。このへんは少しずつ改善しましょう。
以上、我がオネットが誇る男性メンバー4名です。「この人とお見合いしてみたい!」という女性の方はこちらから僕宛にご連絡ください。お名前と年齢、職業、住んでいる都道府県などのプロフィールの他、なぜその人とお見合いしてみたいのかを簡単に書いていただけると幸いです。
まずは東京もしくは愛知の喫茶店などで僕(つぼいさんやマチコ先生が同席することもあります)と面談した後、男性メンバーにも打診して、お見合いを実現できるように努力します。もちろん無料です。面談やお見合いの様子は匿名で記事にさせてもらうことがありますのであらかじめご了承ください。先着順で受け付けますよ。ご連絡をお待ちしています!
(僕とつぼいさん以外の登場人物は仮名です)