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米失業率4%割れ&銀行券動向とキャッシュレス化etc=模範例としての忖度なき日銀

窪園博俊時事通信社 解説委員
仮想通貨が登場するが、それでも現金決済が多い日本。(写真:中尾由里子/アフロ)

(第399号・2018年5月7日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「米失業率4%割れ」

              「銀行券動向とキャッシュレス化」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「模範例としての忖度なき日銀」

■ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

<米失業率4%割れ>

 4月の米雇用統計は、失業率が4%を割り込み、3.9%に低下した。米国は4%台半ばが完全雇用と目され、失業率の水準自体は経済の活況ぶりを示唆する。ただし、それにしては賃金の伸びは弱く、インフレが加速する状況にはない。FRBの利上げが継続する蓋然性はなお低いと考えられる。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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