【名古屋市千種区】五重塔と桜の共演!春の「日泰寺」は、古都を思わせる美しさ
名古屋市営地下鉄・覚王山から徒歩すぐの場所に位置する「覚王山日泰寺」。
タイ王国から寄贈された 真舎利(釈迦の遺骨)を安置するために創建された、超宗派(複数の宗派が合同で管理している)で、日本とタイの友好のシンボルとなっています。
境内と約600メートルの参道には、数々のお店が軒を連ね、名古屋の散策スポットとしても人気が高いです。
そんな「日泰寺」ですが、実は隠れた桜スポットであることはご存知でしょうか。4月上旬になると、数本のソメイヨシノが、境内の一角をピンク色で満たしてくれます。
数こそ少ないものの、とても見応えがあります。その理由は、国登録有形文化財にも登録されている「五重塔」とのコラボレーションです。
東参道からは、まるで古都の風情を感じさせる一枚を撮影できました。
「日泰寺」の見所は、主に五重塔と鐘楼の周辺です。境内でいうと北東の区画に、桜の木々が密集しています。天気が良ければ、青空との対比も清々しいですね!
少し遠巻きに、鐘楼の前から眺める角度がイチオシです。鐘楼を包み込むような桜と、背景の五重塔。1年でもっとも日泰寺が美しい風景を見せてくれるシーズンです。
また鐘楼の近くで耳を澄ませてみてください!すると、元気な鳥のさえずりが聞こえてきます。
なんとヒヨドリの姿を確認できました!都会の真ん中でありながら、こうした野鳥に出会えると、ささやかな喜びを感じます。
東参道から住宅街へ降りると、美しい桜並木が境内を区画しています。帰りは桜のトンネルを横目に歩いて、覚王山駅へ戻ってみても良いでしょう。
また近くには同じく無料で散策が楽しめる「揚輝荘」の庭園もありますよ!
本当に名古屋!?という桜の絶景を見せてくれる「覚王山 日泰寺」。ぜひ桜の満開に合わせて足を運んでみてくださいね。
<日泰寺>
住所:愛知県名古屋市千種区法王町1-1
電話番号:052-751-2121
拝観時間:5:00〜16:30
料金:境内拝観無料
桜の見頃:4月上旬