オートバイのあれこれ『関西ライダーの聖地?針テラス』
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今回は『関西ライダーの聖地?針テラス』をテーマにお話ししようと思います。
近畿地方に住むバイク好きにとっては“テッパン”の場所で、関西圏以外のライダーも、SNSなどを通じて「針テラス」というワードを見聞きしたことがあるかもしれません。
針テラスは奈良県北部、名阪国道(国道25号)沿いにある道の駅で、正式表記は「針T.R.S」です。
ちなみに、これは私もつい最近知ったのですが、この「T.R.S」は「Tea time Resort Station」の頭文字を取ったものらしいです。
規模としてはかなり大きく、奈良県にある道の駅の中では最大。
敷地面積は約63,000平方メートルあり、これは東京ドームの約1.3倍に相当するそうです。
「バイク乗りの聖地」と呼ばれることもあるくらいで、特に週末や連休時には100台規模のバイクが集まることも珍しくありません。
また、ライダーだけでなくドライブ途中のクルマ好きや子連れのファミリー、そして大型バスで来る観光客も多く、休日はたいへん賑わっています。
名阪国道沿いということで、大阪方面からも名古屋方面からも訪れやすいことが、人気の一つなのでしょう。
施設としては、フードコート、レストラン、土産物ショップに加え、コンビニ(ファミリーマート)も併設されています。
また、トイレがかなり広いのも印象的ですね(ありがたい)。
そして、バイク乗りとして見逃せないのが、クシタニカフェがあること。
バイクウェアメーカーのクシタニが運営するカフェで、店内は大人っぽいラグジュアリーな雰囲気が漂っています。
ツーリング中、ここでコーヒーを飲みながらひと息つけば、リフレッシュできること間違いなしです。
また、ジャケットやブーツ等のアパレルも販売されているので、それらを見て回るだけでも楽しめます。
バイク好きがたくさん集まって、いろいろなバイクを眺めながら、時には初対面のライダーとも交流を深められる場所。
バイク乗りの輪が広がる、バイクがもっと好きになる、針テラスはそんな場所と言えるでしょう。
《参考》
道の駅 針T.R.S