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買わないなんて!もったいない【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授する今が旬の和梨

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

果物がおいしくなるシーズンになりました。夏から秋にかけて旬を迎える、甘くてみずみずしい「梨」。スーパーなどの店頭にも、8月に入ってから和梨(梨)が店頭に並んでいる様子を目にする機会が増えています。今年は、産地によっては雨が少なくてサイズも大きくならず、暑さが続いたので日焼けしてしまい、いい状態のものが収穫できなくて、だいぶ農家も大変な年です。

梨は皮をチェックしてみて

梨を購入するときは、梨の皮を見てください。幸水・豊水の梨をベースに解説します。まずは、皮の色をチェックします。完熟すると梨の皮は褐色の感じになりますが、若いものは皮に緑色が残っている状態になります。サクサク感が好きな方は、緑色のかためのものでも満足できるかと思います。完熟の褐色ものは、すぐに食べないと果肉がすぐにフサフサになってしまうので、購入したら早めに食べてください。

保存する場合は軸を下に

梨を冷蔵保存する場合は、できたら軸を下にむけておくといいです。梨は軸があるヘタの部分から水分が抜けていくと言われてます。そのため、野菜室で保存する際は軸の部分を下に向けて保存するのがコツです。そして軸は、できたら太めの方がしっかり成長した証拠と言われているので、おいしいものに出合う確率が高いので店頭で購入する際に参考にしてください。さらに、お尻の部分の方が甘みが強いので、逆さまに保存することによって、全体的に甘みが行き渡るともいわれていますのでお試しください。

梨もこれから、さまざまな品種が産地リレーして出荷されます。品種によって、選び方が違うので気をつけてください。今回は和梨の「赤梨」と呼ばれるものをベースに解説しました。独特のシャリシャリの食感を楽しんでください。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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