【英会話】ネイティブは「インフルエンザ」を何て言う?
皆さんこんにちは。英会話フォービーの番場です。本日は「インフルエンザ」を英語のネイティブスピーカーは何と言うか、例文を使いながらご説明します。それでは例文を見てみましょう。
例文
A: I think I caught influenza.
(influenzaにかかったみたい。)
B: Influenza? Are you okay? That sounds serious.
(influenza?大丈夫なの?深刻そうだね。)
A: It’s serious. I’m coughing, sneezing, have a high fever and feel really sick.
(深刻だよ。咳が出ているし、くしゃみも出るし、熱も高くて、すごく気分が悪いよ。)
B: Oh, you mean you caught the flu!
(ああ、the fluにかかったってこと?)
A: The flu? What’s the difference?
(The flu?どう違うの?)
B: "Influenza" is the long, formal word, but everyone just says "the flu" for short.
(「Influenza」は長くて正式な言葉だけど、みんな略して「the flu」って言うんだよ。)
A: Oh, so "the flu" is the same thing?
(ああ、じゃあ「the flu」は同じこと?)
B: Exactly. Next time, say, "I think I caught the flu." That sounds more natural.
(その通り。今度からは、「the fluにかかったみたい。 」って言いなよ。そのほうが自然に聞こえるよ。)
A: Got it! I think I caught the flu.
(わかった!the fluにかかったみたい。 )
B: Perfect! Now, go see a doctor.
(完璧!さあ、お医者さんに診てもらいなさい。)
※会話の音声は下記動画をご覧ください。
「インフルエンザ」は英語で「influenza」なので、Aさんが始めに言ったように、
I think I caught influenza.
と言っても、英文としては問題ありません。但し、少し不自然に聞こえてしまいます。
普通の会話では、「influenza」ではなくBさんが言っていたように「the flu」が使われます。
I think I caught the flu.
「flu」は「influenza」を短くして作られた表現で、通常「the」とともに使われます。「influenza」もお医者さんが使ったり、新聞などで使われることはありますが、より専門的でフォーマルに聞こえます。友達と話をしているときは、堅苦しい「influenza」という表現よりも、「the flu」を使うのが自然です。
「catch」と「have」の違い
それでは次に「catch」と「have」の違いを見ていきましょう。
catch the flu
have the flu
これらの表現は両方とも使われる場合がありますが、どんな違いがあるでしょうか?
「catch the flu」は、「インフルエンザにかかる」ときに使われます。初めてそのウイルスが体に入り込んでしまい、健康な状態から病気の状態になるときに「catch」が使われます。
一方、「have the flu」は、「インフルエンザにかかっている」ときに使われます。病気にかかってから、その状態が続いているときに「have」が使われます。
つまり、下記のような文を書くことができます。
Last week I caught the flu. (先週インフルエンザにかかりました。)
Now I have the flu. (今、私はインフルエンザにかかっています。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?「インフルエンザ」を英語で言うときは「the flu」を使ってください!この記事が皆さまの英語学習のお役に立てばうれしいです!