人生に悩んでいる人へ。ピーター・ドラッカーの名言「新しいものが欲しいなら…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はピーター・ドラッカーの名言をご紹介します。ピーター・ドラッカー(1909~2005年)はオーストリア・ウィーン生まれの経営学者です。
今回は、人生に悩んでいる人に届けたいピーター・ドラッカーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ピーター・ドラッカーの名言「新しいものが欲しいなら…」英語&和訳
「もし何か新しいものが欲しいなら、何か古いものをやめる必要がある」
ピーター・ドラッカー(オーストリア・ウィーン生まれの経営学者)
これは以前美輪明宏さんがラジオでおっしゃっていたことなのですが、「一升枡には一升のお米しか入らない。それに1トンも2トンも入れようとするのは無駄なこと。人にはちゃんと器というものがあって、終始バランスが取れるようにできている。だから、人をねたんだり不公平だと言う必要はありません」。
例えば、日本のプロ野球で活躍している選手がアメリカのメジャーリーグに移籍することが時々ありますよね。その時に、当然ですけど、日本のチームに在籍したまま、メジャーリーグでプレーすることはできないわけですよね。
メジャーリーグに移籍するためには、日本のチームを離れないといけないわけですよね。日本で持っていたものを手放さなければならない。
何か変化を起こすときというのは、その変化に意識が行きがちだと思うのですが、その裏では必ず何かを手放していると思うのですね。
何かを手放すときというのは、自分の意志で手放すこともあれば、何かを失うこともありますよね。自分の意志に反して。
私は2020年にそれまで4年半やっていた仕事をクビになっているのですよね。その時は本当にショックで、これからどうしようと途方に暮れていたのですが、今振り返ると、その後、ちゃんとその代わりとなるものが自分の器に入ってきているのですよね。
私は2020年からTwitterを本格的に始めたのですね。仕事をクビになって、やることもないので「とりあえずTwitterを本格的にやってみよう」と。その時のフォロワー数が300人だったのですが、今は1万人以上の方にフォローしていただいていて、今年の4月にはTwitter経由で「Yahooで記事を書いてみませんか」というお話をいただいて。
何かを失ったときというのは、ショックですし、不安ですし、つらいと思うのですが、それは、何か新しいものを手に入れる前触れなのだと、自分の器にこれから新しいものが入ってくるのだと、そう考えると、前向きな気持ちでいられるのではないかなと。
「狂気とは、同じ行動を繰り返しながら違う結果を望むことである」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
「変化せずに進歩することなどありえない。自分の心を変えられない者は何事も変えられない」
ジョージ・バーナード・ショー(アイルランドの劇作家)
「幸せの扉は一つが閉まると別のもう一つが開くのです。ただ、閉まった扉をいつまでも見つめていて開いた扉に気づかない、そういう人が多いのです」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)
いかがでしたでしょうか?今回はピーター・ドラッカーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ピーター・ドラッカーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ピーター・ドラッカーの名言を7句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『辛い時に元気が出る言葉・名言50選【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、辛い時に読むと元気が出る世界の偉人たちの言葉を50句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
お読みいただき、ありがとうございました!