洋食が苦手って人、いますでしょうか？ いませんよね！ 肉、魚介類、野菜がメニューに盛り込まれていて、多少の好き嫌いがあっても、ほぼ大丈夫。フライから焼き物、煮物などもありますし、まさに食のオールラウンダーといったところです。今回はみんな大好きな洋食屋さんに行ってきました。メインのセットにカレーが選べるキレンジャー感涙必至の名店でしたよ！

こちらが京都市伏見区にある「洋食屋コートレット」さん。エリア的には伏見の酒蔵が密集する辺りでして、最寄り駅は京阪の伏見桃山駅。徒歩5分ほどの場所になります。周辺には大手筋や竜馬通りといった商店街もありますし、観光、散策にぴったりのグッドロケーションでございます。

店内はこんな感じ。テーブル席がメインで、壁に向いたカウンター席も少しありますね。席間も広くとられていて、ゆったり食事できる雰囲気です。

早速、メニューいってみましょう。こちらの名物メニューといえるのが右ページにドーンと写真がある「大人のお子様ランチ」です。ハンバーグとエビフライ、クリームコロッケとヒレカツという「洋食アベンジャーズ」ともいうべき面々が一皿に競演するというたまらん逸品でございます。

そして次のページもまた「男の！！ハンバーグ」「骨付きcoteletteカツレツ（メガトンカツ）」などなど、魅惑のメニューが並んどりますでしょ！ これは腹ペコな人も大満足間違いなしではありませんか。

そんでもって次がカレーて！ 牛ヒレのビーフカツサンドもおいしそーですなぁ。なになに、サンドイッチは大正10年創業のササキパンとの特別コラボサンドてか！ このオールスター的メニュー構成にすでにメロメロになっております。

甘いもの好きにうれしいデザートもしっかり用意されております。今気が付きましたが、セットにするとドリンクが安くなるんですって。もうかゆいところに手が届きすぎでございますな。あ〜、もうどれにしたらいいか、わからんようになってきたー！ そんな私が選んだのは……。

これです！ 「迷ったら基本に立ち返る」を実践して、「本日のオススメ」を選んでみました。夏野菜の冷やしラタトゥイユとローストポーク、エビフライ、チキンカツという超充実の内容で、なななんと680円！ そしてそして、定食セットorパンなら980円、淡路島カレーセットで1,180円ということで、カレーをチョイスさせていただきました。

この淡路島カレーですが……淡路島の「名産プレミアム玉ねぎ」を1人前につきまるごと1つ炒めて作られてるんですって。しかも大盛りもオーダーOKって聞いちゃったら、そりゃ大盛りにしちゃうのが人情。セットのカレーなのに、しっかり普通の1人前ほどのボリュームで出てきますんで、うれしい悲鳴が出ちゃうことうけあい。お味はこれぞ正統派欧風カレーといった感じで、旨味とコク、そして酸味も感じられるルウがたまりません。思わずカレーだけを無心で食べ進めそうになるおいしさですよ

ちなみにこちらが定食セット。ご飯と豚汁、お漬物という極めて正しい定食スタイルで提供されます。フライもんと白ごはんも鉄板ですから、カレーではなくこちらの組み合わせも激オススメでございます。

なんとかカレーのスプーンを置いて、フライへ。卓上に置かれたソースをかけてガブー。チキンは程よい食感でこれまたパクパクいっちゃうお味です。

そしてこちらのエビフライ。「天使のエビフライ」って名前がつけられてまして、産地は「天国にいちばん近い島」と呼ばれているニューカレドニアとのこと。サーブしてくれたスタッフが「頭から食べられますよ（ニッコリ）」とお知らせしてくれたように、頭の部分もサックリとした食感で、丸ごと食べられました。

この天使のエビフライに合わせるタルタルソースがまたおいしかった！ なんならポケットに詰め込んでこのまま連れ去りたいくらいのおいしさとでも申しましょうか。エビに優しく寄り添いつつ、その美味しさにブーストをかける、まさにソースの鏡的味なお味でございました。

そして、レジでお支払いしていて、いただいたのがこのチケット。なんとあいびき銀行の百円券じゃあーりませんか！ ありがとー、あいびきくん！！ ちなみに以前紹介した同じ伏見区の「大黒ラーメン」さんも100円引きチケットがいただけるお店でした。伏見区には100円引きチケットの知られざる歴史でもあるのかしら？ 知ってる人、誰か教えてくださいませ。

ボリュームたっぷり、味も本格派の絶品洋食をお腹いっぱい堪能できる「洋食屋コートレット」さん。テイクアウトも充実してまして、天使のエビフライからカレー、サンドイッチ、サラダまで持ち帰りOKなので、お家でおいしく本格洋食を楽しめまっせ。伏見観光に来られた際にはもちろん、テイクアウトもOKとくれば行かなきゃウソでしょ！ 私は次回「大人のお子様ランチ」を狙って、またお伺いするつもりです〜。