テレビに露出しまくる話題店ではなく、グルメ本でグランプリ取るような派手な店でもない。でも、間違いなく美味しくて、常連さんから愛されまくってる地元の名店ってありますよね。そんなお店がこちら、京都市伏見区にある「大黒ラーメン 本店」さんです。（もしテレビ露出しまくってて、グルメ本でグランプリも取ってたらごめんなさい）

最寄駅は近鉄の桃山御陵駅かな？大体5分くらいのはず。大手筋商店街を東に抜けたら、すぐの信号を北へ。しばらく進んだ右手にあります。もうオープンして40年ほど経つんですって。

店内はテーブルとカウンター。パーテーションもしっかり完備されてますよ。では早速メニュー表をどうぞ。

店頭に置かれてたメニュー表です。令和4年にラーメンが530円ですよ、みなさん！　最近はラーメンいっぱい800円あたりが相場でしょうか。そんなご時世に530円て！しかも税込て！！

卓上に開かれた調味料に目をやります。一味と胡椒、そしてセンターには辛味噌？っていうんでしょうか、唐辛子を練ったような、でも食べたらそこまで辛くなく、旨味も感じるような、そんなのも置かれています。そして一番左、なんとなくギョーザのタレくらいに思ってたんですが、メニューにギョーザがないので、焼き飯用の醤油orソース、もしくはラーメンだれかも？

キターッ！　できあいのものじゃない、こだわりの自家製ラーメン530円です。ボリュームもしっかりあって、ネギ、もやし、そしてチャーシューもトッピングされとります！　この値段ならトッピングなしの素ラーメンでも文句言えないところが、このご尊顔よ！ ああ神々しい、なんまんだなんまんだーっと。

ホームページいわく「黄金色のスープ」は豚骨と鶏ガラベース。カウンターから見える厨房で炊き込まれております。タレは醤油ベースだと思うんですが、いわゆる醤油ラーメンとも白濁した豚骨ラーメンとも違った美しい色合い。れんげでお口へ運びますと、豚骨＆鶏ガラの旨味が広がります。なんか、ほかで食べたことない味！　うまままーい！！

麺は細麺。麺かたなどのオーダーもOK(のはず)。ツルッとしてて歯切れも良く、スープにもピタッと合ってます。

そんでチャーシュー。豚バラ？ウデ？ 私のバカ舌では部位の特定ができませんが、しっかり食感の噛むほど美味しく、どこか懐かしさも感じるあのチャーシューです。もやしとネギの名バイプレイヤーブラザーズもええ仕事してまっせ！　というわけで、あっという間に完食でした。安くてウマくて最高のラーメンでしたが、もひとつ驚くのはここから…。

「ごちそーさまでーす」とニッコニコでお支払いすると「はいありがとうございます」とお釣りと共に手渡されたのが、このチケット。ひゃ、ひゃ、ひゃくえん割引ーーー！！？？　次回使用可能なチケットなのですが、これ使うとラーメンがよよよよんひゃくさんじゅうえん！！！　

「大黒さん昭和じゃないのよ令和なの」と思わず一句ひねっちゃいそうになりましたが、これは紛れもない事実。そんなん絶対また来るっちゅーの。ちなみに有効期限があるから、そこんとこだけよろしく。

地元に愛される名店、「大黒ラーメン 本店」さん。ちなみに焼き飯も240円（！！)なので、ラーメンと焼き飯食べても770円、割引券あったら670円でいけちゃいます。そして、こちら駐車場もありますんで、車でもアクセスOK。伏見稲荷へ来た際にも立ち寄りやすおまっせ。ちなみに東福寺駅前には東福寺店がありますので、そちらも含めて、お近くに来られた際には是非是非でおススメ。さらにお取り寄せもやってるんで、遠方の方もいっぺん食べてみておくんなます！