Yahoo!ニュース

話題の超絶セクシークイーン“アン・シネ旋風”。日本と韓国では何がどう違う?

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
韓国でも日本のアン・シネ旋風は話題に(写真提供:Kang myung ho)

女子ゴルフツアーの公式戦『ワールドレディースチャンピオンシップ・サロンパスカップ』で待望の日本デビューを飾った、“韓国女子ゴルフ界の超絶セクシークイーン”アン・シネ。

膝上30センチと言われたミニスカート姿やセクシーな風貌、さらはファン対応など、その一挙一動が、先週はスポーツ新聞やテレビのスポーツニュース、さらには夜の情報番組や朝のワイドショーなどで取り上げられ、まさに“アン・シネ旋風”といったところだった。

そんな日本のフィーバーぶりは、当然のように彼女の母国・韓国でも詳しく報じられている。

韓国メディアはときに、日本では想像もつなかいような視点や独自の切り口、刺激的なアングルやヘッドラインなどを打ち出すが、「日本選手よりも韓国選手たちのほうが露出が多い」「富士山も爆発するほどの美貌」と、その詳細を報じるメディアもあったほどである。

男性誌を飾ったセクシーグラビアが再注目!!

興味深いのは、日本の過熱報道を受けて、韓国でもアン・シネの過去の出来事に再びスポットライトが当たっていることだ。

例えば『金剛日報』は最近、「プロゴルファーのアン・シネ、美女ゴルフスターの危険なグラビアを公開」という記事を掲載している。

登場したのは韓国で最も有名な人気男性誌『MAXIM KOREA』。そこでアン・シネは表紙とカバーグラビアを飾っているのが、その雑誌は昨年9月に発売されたものだった。

(参考記事:韓国ゴルフ界の“超絶セクシークイーン”アン・シネが男性誌の表紙に!! 牛革のミニスカートも!!

「アン・シネが話題の中、彼女の美しい容姿また、スポットライトを浴びている。過去に彼女はとある雑誌社とグラビア撮影を進行していたのだ」と、記事は綴っている。日本でも話題の人物になると過去の出来事に注目が集まるが、まさに日本の過熱報道によって、彼女の過去がクローズアップされている好例と言えるだろう。

また、日本ではアン・シネのファッションだけではなく、ファン対応も注目の的になった。ラウンド後に待ち受けるギャラリーたちのために、30分以上も時間をかけてファンと握手をしたり、サインに応じる姿は、「神対応」とまで報じられたが、韓国では決して珍しいことではない。

韓国でもファンには「かわいすぎる神対応」

韓国では過去にも、「アン・シネ、ファンサービスも美貌に負けずハイレベル」(『エクススポーツ・ニュース』)、「親切なアン・シネ、訪れたファンたちにサインでサービス」(『マニアリポート』)、「アン・シネ、ファンサービスも満点級」(『newsen』)など、アン・シネのファン対応は韓国でもしばし記事になってきたのだ。

ただ、その様子は日本とはやや異なるかもしれない。日本では男性ファンが大半だが、韓国では女性からサインを求められ、かなりの距離でファンたちと接近しているのである。

(参考記事:写真21連発!! アン・シネのかわいすぎるサイン会に潜入取材

そんなアン・シネが今日から挑む女子ツアー第11戦の『ほけんの窓口レディース』。初日はイ・ボミ、松森彩夏とのペアリングで回ることがすでに発表されている。イ・ボミとは『サロンパスカップ』最終日に続くラウンドとなる。

実はイ・ボミとアン・シネは“意外な共通点”が多いだけに、そのラウンドは韓国でも注目を集めることは必至。日本の過熱報道の様子は、きっと韓国でも詳しく報じられることだろう。

今日はイ・ボミと同組。

そんな注目を知ってか、アン・シネは「ベストドレッサーを狙う」と語ったそうだが、韓国でも「今週のベストドレッサー」の常連でもあるだけに期待は膨らむところだろう。韓国ではスカイブルーのシャツに白の超ミニスカート姿で話題を集めたことがあるが、今度は日本でどんなファッションを見せてくれるだろうか。

(参考記事:写真15連発!! ゴルフ界のセクシークイーン、アン・シネの魅力

いずれにしても、今回も大勢のギャラリーを引きつれて歩く“アン・シネフィーバー”が起こることは、間違いなさそうだ。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

慎武宏の最近の記事