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【宮城県 松島町】気になる進化系おみくじ!一度はチャレンジしたい数種類の顔付き運試し [町内地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

'7月21日'は「日本三景の日」ということで、同日に松島町内では盛大なイベントが開催される。ブルーインパルスの特別飛行にパイロットたちとの交流、そして日本三景に指定されている広島県(宮島)、京都府(天橋立)、宮城県(松島)各名所の紹介など、普段の松島がしっかりと「日本三景の松島」として主役となる日なのだ。そのお祝いを兼ねて、地元の皆さんにも改めて松島の観光名所めぐりや、街歩きを楽しんでもらえたら嬉しい限りだ。

そこで!
今回は'日本三景松島'の散策の合間に、お子さまと一緒に楽しめるちょっとしたエンターテインメントをご紹介。

松島町内には各観光スポットの周辺にユニークな「おみくじ」が設置されていて、それが結構面白い。以前には上記写真の「だるまみくじ」という木製の小さなダルマの中に、みくじ用紙が封じ込まれている変わり種をご紹介した。
そして今回は、1つ1つに「表情」があるという、更に進化系のみくじをご紹介!
それは可愛らしいのだが見方によっては、ちょっとシュールで'味'があるものなのだ・・。

『あなたの恋、占ってみませんか?』潔いキャッチコピーと、淡いピンクのハートモチーフが愛らしい「恋のおみくじ」。パッと見た感じでは、どこにでもありそうな一般的なものにも見えるのだが、実は近づいてよく見てみると・・・

なんと、小さな筒状の'みくじ'が、まるで人形のような仕様になっているのだ。1体ごとに様々なタイプの女の子の表情が描かれていて、例えば「町娘(まちむすめ)」や「くノ一(くのいち)」のようなタイプもいれば、しっとりと美しい「芸妓(げいこ)」タイプまで。一見すると、その表情と着物(色紙)の柄の組み合わせは何通りも存在していそうで、かなり手が混んでいるのがわかる。

それに加えておみくじ箱の金銭口には、粋な配慮がされていて「一回 100円」という扱いではなく「ひと恋 100円」なのだ。奥深い・・・!

▲ 『さあ、あなたの運は・・どうでしょうね・・ふふ・・』という雰囲気の彼女
▲ 『さあ、あなたの運は・・どうでしょうね・・ふふ・・』という雰囲気の彼女

筆者も早速、エイッと引いてみると選出されたのは、やや現代風のボブヘアータイプ。その表情は含み笑いのような・・何やら物言いたげな雰囲気。もしや「凶」または中途半端な「吉」なのだろうか・・?

中身を開けてみると・・なんと「大大吉」という今まで見たこともない評価基準(「大大凶」も存在するのだろうか・・)。そこには、クスッと笑える内容の有り難い言葉と共に、ラッキーアイテムやカラーなども一緒に書かれている。とても大きめの文字で読みやすく、使用されている言葉表現や漢字も易しいので、小学生以上のお子さまであれば自分で内容を把握できそうだ。ぜひ、お子様と一緒に楽しんでみてはいかがだろうか?

7月21日の「日本三景の日」を祝して、みんなで松島散策をしながらちょっと面白い時間を過ごしてみよう!思い切って引いた'みくじ'を、お互いに交換して笑い合うのもまた素敵。たまには「ひと恋」を100円で購入してみるのも面白いものだ。
さあ、貴方はどんな表情のみくじを選ぶのかな・・?ふふ・・

名称:恋のおみくじ(料金:ひと恋 100円)
設置場所:松島町内(※観光施設や飲食店周辺に点在。散策をしながら見つけてみよう!)

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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