皆さん「ごぼう洗いすぎです!!」料理人が緊急アラート【そのワケとは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さんは「ゴボウ」を好きですか?また、ゴボウ料理と言われると、どんな料理を思い浮かべますか?
私は「きんぴらゴボウ」を思い浮かべます。あのシャキシャキとして食感はたまらないですよね!
そんなゴボウですが、多くの方は間違った洗い方をしています。正しい洗い方は一体どんなものなのか?
ゴボウが好きな方、またよく食べる方は最後まで読んで下さいね!!
そのゴボウ洗いすぎです
まず、皆さんは伝えたい事があります。
ゴボウ洗いすぎです!!
たわしでゴシゴシ、真っ白になるまで〜♫と、歌いながら洗ってませんか?
タワシを使うのは問題ないのですが、「真っ白になるまで」が問題です。
真っ白になったゴボウを見て、『いや〜綺麗になった!』と気分が良くなるのは、今日で卒業して下さい!
なぜなら、真っ白になるまで洗うと「クロロゲン酸」が4割損するからです。
『クロロゲン酸ってなんだ?』って方の為に少し解説しましょう〜!
【クロロゲン酸】とは?
ポリフェノールの一種で、強い抗酸化力を持ち、体内の酸化を抑制したり、糖尿病や脂肪の蓄積を予防したり、さらにはガンの予防や、血糖値の上昇を抑制する効果があると言われています。
この優秀な「クロロゲン酸」はゴボウ本体よりも皮部分に多く含まれています。その差はなんと2倍!
では、一体どのくらに洗えば良いでしょうか?
損しない!正しい洗い方
最後に正しい洗い方を伝授したいと思います。
まず、洗う目的を知る必要があります。それは
「泥を落とす」こと!
決して「真っ白にする」事ではないですよ!
まず、たわしを使わずに水を当てながら
「指」で軽くこすって、泥を落としてみましょう。それで落ちるなら、もうOKです!
でも、泥が頑固でなかなか取れない時は
「たわし」で軽くこすりながら洗いましょう。
何度も言いますが、ゴシゴシはNG!
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