【日野市】大人も子どもも! 心に残る1冊と出会える。南平の小さな本屋さん「南と華堂(なんとかどう)」
突然ですが、絵本は好きですか?
「子どもの頃はよく読んだけど、今は全然読まない」
「毎日子どもに読み聞かせをしてたけど、もう大きくなったから最近はめっきり」
「大好きな絵本があって、たまに読み返してる」
「旅先で買った素敵なイラストの絵本を飾ってる」
沢山の絵本ストーリーがあるはず。「絵本」と聞くと、なんとなく子ども向けのように感じますが、そんなことはありません。いくつになっても、思い出に残る絵本に出会いたいですよね!
南平の住宅街にある小さな本屋さん
そんな日野市の皆さんに是非ご紹介したい本屋さんがあります! 「南と華堂(なんとかどう)」という、南平の住宅地の一角に、隠れ家のようにひっそりとたたずむ素敵な本屋さんです。
お店の前に並ぶ300円の絵本。一番前の絵本は「たぬきのひみつ」。いったいたぬきにどんな秘密があるのでしょう?? 気になります! ちらっと立ち読みしましたが、「だれにもいっちゃいけないよ」とのことなのでナイショです。いきなり絵本チョイスのセンスの良さが光りますね!
南と華堂。お店の中の様子は? どんな本がある?
ここまで絵本の話をしてきましたが、実は南と華堂(なんとかどう)は絵本の専門店というわけではありません。厳選された本の一部を、店内の様子の写真と共に紹介します!
まずは古本の絵本達。古本と言っても、カバーもきれい。子供から大人まで楽しめるような幅広いジャンルの本が並んでいて、気さくな店長の井上さんとあれこれおしゃべりしながら本を選ぶことができます。
文庫本は100円~。カバンに入れて持ち歩けば、移動中などちょっとした隙間時間に読めますね!
新書のコーナーもあります。黄色の表紙は、2021年11月に発売されたばかりの日野市出身蟹江杏さんの「ハナはへびがすき」。贈り物やプレゼント選びも相談に乗ってくれます。
同じく日野市在住の作家、おおぎやなぎちかさんの児童書「俳句ステップ!」。俳句を題材にしているそう。大人気TV番組のおかげで今の小学生には案外俳句が身近かもしれませんね。
他にも、インテリアの一つのようにおしゃれに空間に溶け込む絵本や、日野市や多摩地区に由来のある本、旅の本など、本当に様々で、小さなスペースにたくさんの世界を感じる気分です。宝探しの旅のようでワクワクする店内でした。
南と華堂では大人が大人に絵本を読むという「大人の絵本読み合い会」なるものも開催しているそう!(要事前予約)
棚貸しのコーナーもあり、ここにもまた全く違う世界観の本が並び、楽しみがさらに広がります。いつもと違う、ちょっと楽しい本屋さん。行ってみてくださいね♪ (写真はすべて2022年6月のものです。)
店名:「南と華堂(なんとかどう)」
住所:〒191-0041 東京都日野市南平6-17-10
営業:金曜・土曜 ・日曜 12時〜17時
SNS:Twitter