パン好きならご存じの方も多いであろう「Café Boulangerie Couronne JA（カフェ ブーランジェリー クーロンヌJA）」（以降クーロンヌJA）。初めて訪れると、メニューの数がとにかく豊富で、どれにしようか迷ってしまいます。「クーロンヌといえばこれ！」という絶対に外せないメニューとは。「クーロンヌJA」のスタッフさんに3つのメニューを厳選してもらいました。

イートインもOK！ JA水郷つくばに併設する「クーロンヌJA店」

土浦駅からは車で約8分。「クーロンヌJA」は、国道48号線沿いにある「JA水郷つくば」併設のパン屋さんです。店頭にはテラスが設けられていて購入したパンやドリンクをテラス席で楽しむこともできます。

レンガ造りの店内は温かみがあって開放的。トレーとトングを手に、好みの商品をセルフでピックアップしていきます。

調理系パンは具だくさんで、1つだけでも十分にお腹がいっぱいになるほどのボリューム感です。

サンドイッチも具がたっぷり。最後のひと口まで具材とパンの味わいが楽しめます。

お店には厨房が完備されていて、焼きたてのパンが次々に店頭に並びます。

「おいしいパンを、おいしい素材とともに、おいしいタイミングで」。

これがクーロンヌのパン作りのコンセプト。フランスパンに用いている粉は、おいしさが引き立つようにと独自ブレンドされていて、噛めば噛むほどに甘みが強く感じられます。

調理系のパンだけでなく、スイーツ系メニューも豊富です。

初めての「クーロンヌJA」ならまずはコレ！キャストおすすめのパン3選

ずらりと並んだパンはどれもおいしそうなのですが、一回に食べられる量にはやはり限界があって…。そこで「クーロンヌJA」の方にお願いをして、絶対に味わってみてほしいメニューを厳選してもらいました。

このレンコンの厚み、バター醤油との相性もたまらない！

「土浦レンコンバーガー」（399円）

まずは期間限定メニュー「土浦レンコンバーガー」です。バンズに挟まれているレタス、水菜、ベーコンはひと目でそれと分かりますが、茶色の物体…これがレンコンです。こんな厚みのあるレンコンバーガー見たことがありません。

「出来立てをお願いします」というリクエストも大歓迎！

「土浦レンコンバーガー」はお店に並んでいるものでも十分においしいのですが、出来立てを楽しむこともできます。調理時間は店内が混雑していなければ、およそ5分程度です。

厨房にお邪魔して作っているところを見学させてもらいました。まずはベーコン。こちらは、「安心・安全・おいしい」をモットーに豚の食肉作りに励む「田谷ミートセンター」特製のベーコンです。

贅沢に厚切りにしてオリーブオイルでこんがりと焼いていきます。

ベーコンを焼いている隣のフライパンでは、レンコンがたっぷりのバターと醤油の海に浸りながらおいしさを増していきます。

生クリームとはちみつを練り込んだほんのり甘いバンズに、レタスとベーコン、レンコン、しゃきしゃきの水菜をサンドして出来上がりです。

甘じょっぱいレンコンのおいしさに加えて、この厚みだからこそのシャキシャキ感、ベーコンのほどよい塩気にしっとりとしたバンズのハーモニーはくせになるほどのおいしさです。

ぷりぷり＆かりかりが最高！

「究極のロングソーセージフランス」（298円）

焼き上がったばかりの「究極のロングソーセージフランス」は、オーブンが開いた瞬間のバターの香りの良さがたまりません。さらにこの長さ。商品名に「ロング」がつくだけのことはあります。

粉からこだわったフランスパンの生地はかりっと香ばしく、「田谷ミートセンター」と試行錯誤を重ねて共同開発したというぷりっとした燻製ソーセージの旨みがあわさり、ロングなのにぺろりと食べられてしまいます。

バターのコクがたまりません！

数量限定「クロワッサン パンプリー」（324円）

このクロワッサンに用いているのは、バターの名産地として知られるフランス・パンプリー村で作られているもので、フランス国内の一流レストランやホテルで多く使われているものだそうです。

表面はさくさくで、中はしっとり。通常のバターより濃厚な味わいで、ミルクを強く感じます。温めてもおいしいですが、バターの旨みを楽しむなら冷めたままで味わうのがおすすめです。

一升餅ならぬ「いっしょう円満パン」で1歳のお祝いを

その日ちょうど1歳のお誕生日を迎えるお客様のために作ったという「いっしょう円満パン（3240円～）」を見せていただきました。1歳のお誕生日を祝って我が子に一升餅を持たせる風習がありますが、「いっしょう円満パン」は見た目にも可愛らしく、パンにはライ麦を用いているので日持ちするのも魅力です。

「お客様が求めている味わいやパンを形にしていくのが私たちのやり甲斐なんです」と、板垣さんは笑顔でそう話します。これは板垣さんだけでなくキャストの皆さん全員の想い。期間限定のメニュー開発に積極的に取り組むのもお客様に驚きや感動を提供したいという思いからだそうです。次にお伺いしたらまた違うメニューができていることでしょう。それを楽しみに、今後も定期的にお邪魔します。